カードテキスト
(1):自分フィールドにモンスターが存在する限り、
相手はその数より多くなるように自身のフィールドにモンスターを出す事ができない。
概要
こちらにモンスターがある事が条件となるが、相手の複数体のモンスターの展開を止めてしまう、拘束力の高い永続魔法。
先攻展開で最終的に残るモンスターが1体となるテーマとは相性が良く、こうなると「2体モンスターを出してトロイメア・フェニックスでこのカード破壊する」…という手段が取れなくなるため、展開の強度を大きく上げられる。
また、ごく一部の状況を除いて原始生命態ニビルの発動を封じられるという裁定のため、展開系デッキのニビルケアに利用されることもあった。
後攻でも有用なカードで、炎王やI:Pマスカレーナのような展開しながら妨害をするタイプの先攻展開だと、このカードを貼られてモンスターを出された瞬間にそれらの効果が発動出来なくなる。
こちらにモンスターが居ない場合は効果が適用されず、その間相手は自由に展開可能になる。
この時に相手ターン中にモンスターを特殊召喚するカードを使えばもう一度効果が発揮されるようになる。
特殊でややこしい裁定が多く、大会ではジャッジの対応で時間を取られることもしばしばあるカードで、公式Q&Aの数も非常に多くなっているカードでもあった。
海外では2016年と早い段階で禁止カードになっていたが、日本では長らく放置されており、2024年4月でやっと凶悪なロックカードとしての使い方が広まる事で準制限カードになり、2024年7月1日からは禁止カードに指定される。
マスターデュエルでも2024年7/11にて同様に禁止カードとなった。