概要
「遊戯王OCG」のモンスターの1体で、「CHAOS IMPACT」にスーパーレアで収録された。
カードテキスト
リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/サイバース族/攻 800
【リンクマーカー:左下/右下】
リンクモンスター以外のモンスター2体
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手メインフェイズに発動できる。
このカードを含む自分フィールドのモンスターをリンク素材としてリンク召喚する。
(2):このカードをリンク素材としたリンクモンスターは相手の効果では破壊されない。
解説
リンク素材はリンクモンスター以外という縛り程度であり非常にゆるく、トークンなどを使えば素材は簡単に揃う。リンクマーカーも斜め下方向2箇所なので小回りが利きやすい。
(1)の効果はフォーミュラ・シンクロン等のリンク召喚バージョンであり、自分のモンスターが相手のカードの巻き添えを食らうのを防いだり、リンク召喚に成功した際に発動される効果を相手ターンに使用したりする等活用法が考えられる。
(2)の効果は自身を素材としたリンクモンスターに効果で破壊されない耐性をもたらす効果で、戦闘に強いモンスターや相手の動きを封じやすいモンスターをリンク召喚すれば更に恩恵を受けやすい。ただし、この手の効果の宿命として除外やバウンスには弱いことに注意。
その他
名前は「IPマスカレード」という、一つのIPアドレスをLAN(ローカルエリアネットワーク)の中の複数の機器で共有システムから由来していると思われる。他にも、舌を出していることから英語圏の顔文字の「:P(横から見ると分かりやすい)」からも来ていると思われる。
汎用的な効果に加えて巨乳・へそ出しなイラストも人気があり、スーパーレアにしては中古価格が比較的高騰している。
また、上記の「相手ターンのメインフェイズにリンク召喚を行う」効果から、シンクロチューナーの「アクセルシンクロ」に倣って「アクセルリンク」なる通称が設けられている。
また、公式イベント「決闘者の王国 -ディスティニー・ドローチャレンジ!!-」の告知でカード名やステータスを先駆けてイラストが公開されたが、そのイラストが使われた公式スリーブは後半のイベントのくじ(3000個限定、かつ前半のイベントで条件を満たすことが必須)で手に入るため、そちらに至っては希少価値は更に高いと思われる。
ちなみにローラーブレードを履いていることから、カード名が発表される前に一部のデュエリストからはU.A.の新メンバーかと思われたが無関係。
(一応、ローラーブレードを用いる全体競技はローラーホッケーが存在している)
マスターガイド6によれば、あらゆるデータを盗み出して依頼主に届ける『運び屋』を生業にしており、100以上の顔を持つ変装によって忍び込むことを得意としている。
後に、S-Forceチェイスにて盗みがバレたのかS-Force乱破小夜丸とS-Forceドッグ・タッグに追われて涙目になっている様子が確認できる。
PRISMATIC ART COLLECTION
2021年2月6日発売の「PRISMATIC ART COLLECTION(PAC1)」に新イラストで収録された。
この新イラストのカードは7万円程度と莫大な紙幣価値で取引されている。
関連イラスト
関連タグ
遊戯王OCG サイバース族
フォーミュラ・シンクロン アクセルシンクロ
仮面舞踏会 マスカレード
No.104仮面魔踏士シャイニング CNo.104仮面魔踏士アンブラル
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