概要
『遊戯王OCG』のモンスターで、2019年7月13日に発売された10期のパック「CHAOS IMPACT(カオス・インパクト)」にスーパーレアで収録されたのが初出となる。
ローラーブレードを身に着け、すばしっこい印象を感じさせる美少女。
汎用的な効果に加えて巨乳・へそ出しなイラストも人気があり、再録されるまでスーパーレアにしては中古価格が比較的高騰していた。
カード性能
カードテキスト
【リンクマーカー:左下/右下】
リンクモンスター以外のモンスター2体
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手メインフェイズに発動できる。
このカードを含む自分フィールドのモンスターをリンク素材としてリンク召喚する。
(2):このカードをリンク素材としたリンクモンスターは相手の効果では破壊されない。
解説
リンク素材はリンクモンスター以外という縛り程度であり非常にゆるく、トークンなどを使えば素材は簡単に揃う。リンクマーカーも斜め下方向2箇所なので小回りが利きやすい。
(1)の効果はフォーミュラ・シンクロン等のリンク召喚バージョンであり、自分のモンスターが相手のカードの巻き添えを食らうのを防いだり、リンク召喚に成功した際に発動される効果を相手ターンに使用したりする等活用法が考えられる。
(2)の効果は自身を素材としたリンクモンスターに効果で破壊されない耐性をもたらす効果で、戦闘に強いモンスターや相手の動きを封じやすいモンスターをリンク召喚すれば更に恩恵を受けやすい。ただし、この手の効果の宿命として除外やバウンスには弱いことに注意。
余談
- 名前は「IPマスカレード」というIT用語から由来していると思われる。
- 一つのIPアドレスをLAN(ローカルエリアネットワーク)の中の複数の機器で共有システムのこと。他にも、舌を出していることから英語圏の顔文字の「:P(横から見ると分かりやすい)」もモチーフだと推察できる。
- 2021年2月6日発売の「PRISMATIC ART COLLECTION(PAC1)」に新イラストで収録された。この新イラストのカードは7万円程度と莫大な紙幣価値で取引されている。こちらは普段のへそ出しから打って変わってインナー越しの透けへそ仕様である。
- また、公式イベント「決闘者の王国 -ディスティニー・ドローチャレンジ!!-」の告知でカード名やステータスを先駆けてイラストが公開された。そのイラストが使われた公式スリーブは後半のイベントのくじで流通したが、3000個限定かつ前半のイベントで条件を満たすことが必須なため、そちらに至っては希少価値は更に高いと思われる。
- マスターデュエルにおいてはそちらのイラストバージョンのカード実装時に、記念としてログインボーナスで別Ver.仕様のアイコンが手に入った。
- ローラーブレードを履いていることから、カード名が発表される前に一部のデュエリストからはU.A.の新メンバーかと思われたが無関係。一応、ローラーブレードを用いる全体競技はローラーホッケーがある。
- マスターガイド6によれば、あらゆるデータを盗み出して依頼主に届ける『運び屋』を生業にしており、100以上の顔を持つ変装によって忍び込むことを得意としている。
- 後に盗みがバレたのか、S-Force乱破小夜丸とS-Forceドッグ・タッグに追われて涙目になっている様子が「S-Forceチェイス」で確認できる。
- また、このカードの名前を意識しているであろうカードとして、OCG第12期第2弾のパック「エイジ・オブ・オーバーロード」では小夜丸がS-Forceを脱退した後)の姿と思われるカード「S:Pリトルナイト」が登場している。
- 後に盗みがバレたのか、S-Force乱破小夜丸とS-Forceドッグ・タッグに追われて涙目になっている様子が「S-Forceチェイス」で確認できる。
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