概要
読みは「ウルトラアスリート」(Ultra Athlete)。
アスリートというだけあり、野球やサッカー、バスケットボールなどのメジャーなスポーツやその選手をモチーフとした特殊カテゴリー。サポートカードもスタジアムやペナルティなど、スポーツに関するものを意識したカードが多い。
所属するモンスターは全て地属性・戦士族で、いずれもパワードスーツのようなものに身を包んだ人間の姿をしている。百歩譲ってアメフトならまだ分からなくもないが、そんな装備でバスケとかしないだろとかツッコんではいけない。彼らはウルトラアスリート、「普通の」スポーツマンではないのだ。
顔はヘルメットやゴーグル、バイザーなどによって半分以上隠れている者が多いが、自信に満ちた不敵な笑みを浮かべている。ちなみに今のところ女性型のモンスターや、完全な個人競技をモチーフとしたカードは存在しない。
ボクシングを意識したネーミングのBKや、日本やアジアの個人競技に関する名前のモンスターが幾つか存在する風属性スピリットとは違い、こちらは全体競技や球技に関するカードが多い模様。
「ウルトラ」の名は伊達ではなく、彼らはただのスポーツ選手ではない。実力はそれぞれながら、屈強な竜を容易くホームランしてやったり、凶悪な悪魔の攻撃をサッカーボールの如く受け止めたりできる者もいる。
また、各モンスターは共通して自軍のU.A.モンスターを手札に戻し、代わりに自分を手札から特殊召喚させる効果を持っている。この「選手交代」を活用し、手札と戦線を入れ代わりながら立ち回るという非常にトリッキーな戦闘スタイルが特徴。各モンスターごとに能力的な得意分野がハッキリ分かれており、攻撃チャンスには攻撃担当、守りを固めるべきタイミングでは守備担当のU.A.と入れ替わる事で、非常にメリハリのある攻防を繰り広げることができる。
欠点は全体的に所属モンスターのレベルが高めである事。現在所属するモンスターのうち、U.A.ファンタジスタ以外の全員がレベル5以上であり、そのままでは召喚できない。完全なU.A.デッキの場合、ほぼ必然的にU.A.ファンタジスタがデッキの中核となり、高レベルモンスターの召喚をアシストしながらデッキを回転させていく形になる。デッキ構築の際にどのモンスターを何体投入するかの匙加減が重要になってくる。なお、U.A.ファンタジスタは3積みが基本。
ちなみに後続で登場したF.A.(フォーミュラアスリート)カテゴリーとは世界観を共有しているため、一部のF.A.カードのイラストにU.A.モンスターの姿も描かれている。
第11期では【ルール上「F.A.」カードとしても扱う。】という効果が居テキストを持つサポートカードが登場している。
カードテキスト
U.A.プレイングマネージャー以外
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):このカードは「(同名カード)」以外の自分フィールドの「U.A.」モンスター1体を手札に戻し、手札から特殊召喚できる。