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同名のキャラについてはこちらを参照。


CV:和久井節緒

概要編集

 『アクマイザー3』第6話「なぜだ?!ガブラの大逆転」に登場した河童に似た隊長怪人。頭に高台が長い皿と曲がりくねった赤い2本角があり、緑色のマントを着用している。

 土を水に変える能力を持ち、これで足を踏み込んだ人間を沈めてしまうが、なぜかジャンケル(レイピア)を突き立てると水場は消滅する。また水のある所には神出鬼没に現れる。

 武器はジャンケルと土を水に変える杖で、皿の高台からは熱光線を放つ。

 弱点は皿の水がこぼれると弱体化する事で、こうなると近くに水があっても自分で取りにいけないほど苦しんでしまう(その割には劇中では激しいアクションをしているが)。同じく水が欠乏すると弱体化するガブラには同族嫌悪とも言うべき激しい憎悪を抱いている。


劇中での活躍編集

 東京中の土を水に変えてしまう「東京洪水計画」を実行するために、地底戦車で東京に上陸する。アクマイザー3の中でもガブラを狙っていたが、河川敷で彼と対決した際、彼のデンブルが頭の皿に直撃して皿の水がこぼれてしまう。苦悶する自分を見て同情したガブラによって川の水を受けて回復すると、「礼」と称してジャンケルでガブラの腹に穴を開ける。だが、ダルニアの横槍が入りひとまず撤退する。

 その後、東京洪水計画を本格的に開始するも、アクマイザー3に協力する科学者の美子によって「水を土に変える」薬が出来ており、ザイダベック号がその薬を散布したために計画が台無しになってしまう。怒りを露にした矢先、ガブラが現れて「アクマ族から足を洗ってほしい」と嘆願され、矛を収めて一緒に美子の研究室を訪れるが、突然「挨拶」と称してまたガブラの腹をジャンケルで刺し、研究室を荒らし始める。実は予防薬の開発を阻止するためにガブラの提案に乗ったふりをしただけであり、美子を拉致して逃走する。本栖湖の水中基地でメザロードと合流し、美子をアクマ族のために働かせないか打診するが、服従しそうにないという理由で却下され、彼女を処刑しようとするが、アクマイザー3に妨害される。怒りに震えるガブラと一戦交えた後、魔法陣アタックを受けてしまい、基地の制御装置に激突して感電死した。ガブラは事切れた彼を「お前アホやで」と詰りつつも、「ワイはほんまにお前と良い友達になれる思うてたのに...」と複雑な心境を吐露し、崩壊する基地から仲間達と共に脱出するのだった。


余談編集

 頭の皿は常に露出しているが、水がこぼれたのはデンブルが皿に直撃した時だけであった。皿に蓋をするという発想はなかったのだろうか?


 声を担当した和久井氏は第21話では大東京製氷冷凍株式会社社長を顔出しで演じた。


 pixivでは専ら同名キャラのイラストが多いが、こちらのイラストも少数ながら投稿されている。


関連タグ編集

アクマイザー3 アクマ族 隊長怪人 河童

同族嫌悪 恩を仇で返す


オクトパスロード:水のない場所に水を発生させる怪人。

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