カナリア・マリー
かなりあまりー
カナリアのおばさん。
カナリアにしては人型に近い姿をしている。
初登場はキラリンこうざんのカナリアどうくつ。
毒ガスのチェックの為ここに幽閉されているが、当のマリーは既に限界に来ているようで、知り合ったバンジョーとカズーイに開放して欲しいと頼む。
マリーが閉じ込められている鳥籠を壊すと彼女は自由の身になり、洞窟の外へ飛んで行く。
実は大のレース好き。
外に出ると壊れたトロッコの前にマリーがおり、話し掛けるとカチコチになった羽をほぐす為レースに付き合うよう頼んで来る。
先程まで壊れていたトロッコはマリーが即行で修理したらしく直っており、バンジョー達はこれに乗ってマリーとのレースに挑む事になる。
レースに勝つとマリーはバンジョー達にジグソーを譲るのだが、それはマリーが自分の腋の下にずっと挟んでいた物だと発言。
それを聞いたカズーイは嫌がっていた。
2回目のレースでは1回目のコースを逆走して行く。
今度の勝利品はチイトのページであるが、これを自分のどこに持っていたか言おうとした所カズーイに即止められた。
そして鉱山にいる事にウンザリして外へ飛び去って行く。
その後トロッコは何故か再び壊れている。
今度はスカイぱらだいすで再会。(スカイぱらだいすに一度来た後にキラリンこうざんでのレースイベントを終えた直後、マリーがスカイぱらだいすにやって来るムービーシーンが流れる)
ここでもマリーはバンジョー達にレースを挑んで来る。
バンジョー達はゼンマイネズミに乗ってレースをするが、マリーの方はキラリンこうざんの時よりも速くなっている。
スカイぱらだいすでのレースを2回終えた後は晩ご飯を食べにバンジョー達に別れを告げ去って行った。
ちなみにマリーが言う晩ご飯のメニューは芋虫のサンドイッチと粟とキビのグラタンと言う人間から見るとゲテモノ料理である。
だがカズーイからは美味しそうと絶賛されていた。
このミニゲームは、「単純な連打ゲーに見せかけた巧妙なトリック」である。
公式ガイドブックにそのトリックが書かれていないことから、ネット界隈でも発売から何年も攻略法に迷ったプレイヤーはかなり多かった。ある人は爪連打を繰り返し、ある人はコントローラーが壊れる悲劇にも遭ったとか。
その極致が、スカイぱらだいすの2戦目。まともに戦って勝てる相手ではない。
しかし、レースの経緯をよく観察すれば、全力で連打しているプレイヤー側を悠々おい抜いたマリーなのに、追い抜いた後に差を広げ続けることがなく、割とあっさり抜き返せることに疑問を持つだろう。
こちらがトップだと全力を出し、こちらがビリだと手加減をしてくるからである。
つまりゴール直前まではゆるゆると後ろからついていき、最後の最後だけ全力で連打をして追い抜けば勝てるようになっている。
実はレア社のミニゲームはこうした仕掛けがよく登場するのだが、他のミニゲームであればごり押しでも勝てないことはないため、今回気づけなかった人が思わぬ苦戦を強いられる結果となった。