概要
「エニエス・ロビー編」にて描かれたロビンの回想に出てきた老婆。
後ろで結んだ白髪と、チョッパーやカクを彷彿とさせる丸い黒目が特徴。
故郷オハラが滅ぼされ、身寄りもアテもない中で追手から逃げていたロビンを住み込みで働かせていたようだが、それはロビンを逃がさない為に過ぎず、ひそかに世界政府に通報して政府の役人を大勢呼び寄せた。結局取り逃がしてしまうが、「通報してやったんだから金をよこせ」と役人に掴みかかっていた。
ロビンの懸賞金は当時7900万ベリーであり、カネゼニー以外にも金目当ての輩はいたのだが、こいつの場合は8歳にして甲斐甲斐しく家事手伝いをしてくれて、その上「働かせてくれてありがとう」と言える健気な相手に対してこの仕打ちなので酷さが際立つ。
次の出番はエルバフ編における過去シーン。回想シーンなので時系列は「エニエス・ロビー編」で描かれた頃と同じだが、インタビューを受けていた時に「会ったよ、殺人鬼の目をしてた」と語っている。たった一コマだけの再登場ながら、その外道ぶりから読者を戦慄させた。
ちなみに名前の由来はそのまま金+銭で、名前通りの金の亡者らしい。
関連タグ
ネズミ:「ワンピース」で金に意地汚い外道といえばコイツも有名。
守銭奴なキャラは他に
- Dr.くれは(ドクトリーヌ)→医者としての腕は確かで責任感も強いが、対価として患者が払える最大限の治療費を要求する
- ヒョウゾウ→打算的で金でしか動かない。コイツを雇うにはかなりの大金が要る模様
- モルガンズ→自らハッキリ「守銭奴」と称している通り、相応の金さえ積めば大抵の情報操作にも応じる(自身の興味や関心が上回ればそっちを優先するが、その場合でも誇張・歪曲も辞さない)
こうした連中がいるが、ヒョウゾウはともかくモルガンズはただの外道とは言いがたく、後の二人はお金の事以外はマトモである。