ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

カビザシ

かびざし

「弐瓶勉」による漫画作品『シドニアの騎士』の中に登場する技術・兵器の名称。

概要


シドニアに28本のみ存在する、唯一奇居子を倒すことの出来る槍状の武器。

先端部分には奇居子の本体に穴を開けることの出来る「カビ」と呼ばれる物体が取り付けられており、これによって本体を貫き、拒絶反応を発生させ奇居子を泡状分解=撃破することができる。


「カビ」は約七百年前に地球人類とは別の知的生命体が残したと思われる謎の建造物の内部から発見された物質。 その形状から稲穂の古い呼び名である「穎」から名前がとられた。

シドニアはこれ以降カビを発見しておらず、複製もかなわなかったため、カビサシは代わりの効かないものとして非常に慎重に扱われている。


カビはシドニアのどんな材料にも定着せず、唯一、奇居子の肉である胞衣(エナ)には定着したため、これを接着剤とすることでカビを柄に固定している。


カビは特殊な放射線を出しており、奇居子がこれを感知して誘引される現象が見られたため、「カビサシを放棄すれば奇居子に襲われない」と主張するグループも存在した。(実際にはヘイグス粒子にも誘引されるため、現在のシドニア人が奇居子から逃げ切るのは不可能に近い)


奇居子本体へ有効ではあるが、奇居子の肉である胞衣(エナ)に対しては全くの無力である。そのため、カビサシ使用前には通常兵器で本体周辺の胞衣を排除しなければならない。

槍型であるため使用には接近戦が必須で、前述の胞衣排除の手間もあってガウナ駆除は困難を極めていた。


物語の途中でシドニアは融合個体を利用することで「人工カビ」の生産及び量産に成功した。

これと胞衣破壊用の質量材を組み合わせた「ガウナ本体貫通弾」が開発され、衛人に装備した「超高速弾体加速装置」と組み合わせることで、遠距離から一撃で奇居子を駆除できるようになった。

量産できるためいくらでも使い捨てることができ、出撃した衛人全機がカビを装備できるようになったため、作戦の効率は飛躍的に高まった。


関連タグ

シドニアの騎士 衛人 奇居子

関連記事

親記事

シドニアの騎士 しどにあのきし

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 1119

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました