概要
カーキャラとは、車の中でも特に自動車をキャラクター的に擬人化したものを指す呼称である。
ガソリンスタンドやカー用品店などでよく見られる、自動車に表情が付いたキャラクターのイラストがその例として挙げられる。乗り物絵本にもよくカーキャラ的な擬人化表現が登場する。
ヘッドライト(作品によってはフロントウインド)を目、フロントバンパーの開口部を口、サイドミラーを耳、タイヤを手足に見立てることが多い。
海外ではanthro carと呼ばれる。
(※タカラのゲームであるチョロQの一部作品は、チョロQがキャラクター的に擬人化されているものもあるが、表情はなく喋るだけである。)
注意点
自動車そのものの造形を活かした擬人化キャラクターであることが条件であり、完全に人型に擬人化したものはカーキャラには含まない。
代表的なカーキャラ
・ライトニング・マックィーン:ディズニー・ピクサーのアニメ映画『CARS』の主人公。
本作ではこの他にも多数のカーキャラが登場する。キャラクターによっては各自動車メーカーからライセンスを得ているものもある。
・スージー:ディズニーの短編アニメ映画『青い自動車』の主人公。
・ベニー・ザ・キャブ:ディズニーの実写映画『ロジャー・ラビット』の登場トゥーン(アニメキャラクター)。
・パトル:アニメ『ピポパポパトルくん』の主人公。本作にも多数のカーキャラが登場する。
・じぷた:絵本『しょうぼうじどうしゃじぷた』の主人公。
・こんごう/がらっぱち:絵本『ダンプのがらっぱち』の主人公。
・チョロQ(チョロQワンダフォー!、チョロQHG2~4、チョロQワークス)
※ただし上記のものとは異なり、先述のように表情はなく、チョロQとしてデフォルメされた車が喋るだけである。