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「これを糧に、ひとまわりもふたまわりも成長してほしいぜ!!」


CV:置鮎龍太郎


人物編集

ボンドの同級生で11歳。

名前の通りゴリラみたいな顔立ちをしている。

ちなみに、ガチゴリラと言うのは本名。苗字は漢字で書くと「我知」。

名前の通りに語尾に「ウホ」をつけるのが口癖。

性格は乱暴……のように見えて、実際には言い方が悪そうなだけで、根っから優しく頼りになる人物で、言動・行動において作中一番の聖人。

Twitter回では、その聖人さと社会平和を願う意識の高さを再認識させた。ただ、そのせいでタイムラインが荒れやすいらしい…。

ただしバレンタインとテスト返しの時だけはボンドと同じく人格が豹変、モツオ曰く「いつもからは考えられないほど徳の低い人間」になってしまう。ただし徳の低い人間になっても根がいい奴なのは変わらない(男どもからチョコを奪って恵まれない子供たちに寄付してしまう等)。


実家は動物病院で、5人兄弟の長男で面倒見が良い。

なお、彼と顔が似ているのは男兄弟だけであり、妹や母親は彼と全く似ていない美人である

これは父親の顔が思いやられる…と思いきや、後に登場した父親も精悍な男前で読者を混乱させた。しかしその父、大笑いするとガチゴリラそっくりの面相になり、やはり顔は完全に父方の遺伝であること、また成人後のガチゴリラも美形になる可能性が示唆されている。


モツオと共にボンドをよくからかっているが、実際にはいい友人である。

と言うか、実際にはいい友人過ぎて、ボンドから「自分は彼に何も返せていないのでは?」と疑わせるほど。

ボンドのオーダーメイドのロボコの事を非常に気に入っており初対面時に一目惚れしていて、更にはロボコの事を気にかけるような事もする。しかし、何故かロボコからの扱いは雑で学校でファミチキを配っていた際に自分だけにぼしを貰ったり、凶暴な熊「熊八」に対して弾丸の代わりにされるなどと言うより酷い扱いを受けており、中には生死にかかわる状態にもされたことがある。

というより作中にて彼自身が主な被害を受ける事が多い。


善意からとは言え、多少の強引さや見た目の印象からくる誤解で女子からの評判は芳しくない。しかし、その聖人さが故に、同級生の女子・浦原アカネに好意を寄せられている。ただし、アカネの照れ隠しの言動と黒魔術の趣味から、ガチゴリラは自分を呪い殺そうとしていると内心恐れている。


実はロボコに匹敵する戦闘力を持ち、パワーダウンしたロボコを襲ったカニオを平手の一撃で撃破。

「……暴力は嫌いウホ… すぐ壊れちゃうから…」

しかし理由はどうあれ暴力を振るってしまった事で、激しい自己嫌悪に陥ることになってしまった。

また、耐久力も高く、ロボコに地面に沈められても生きていた。


少年野球チーム「バミューダゴリラーズ」に所属しており、チームではエースである。


作中一の聖人として編集

上記の通り、彼は世界平和を願っているほど心が綺麗であり、彼を想う友人も多くさらには42話にて事故に遭いそうになった幼児を助けようとして自分が事故死してしまい、それをボンド達は大いに悲しんでいた。(その後アカネの黒魔術で生き返る事に成功した)


過去編集

3年前までは今とは違いかなり荒れており、モツオと共に周囲からは「悪童」のレッテルを貼られていた。

人相もどことなく悪い顔立ちで、現在は穏やかな目も常にギョロリと見開いているような状態。

かつては彼も同級生の友人がいたが、彼らからは中学生にも勝てる喧嘩の腕を「ボディガード代わり」として外で遊ぶ時に呼ばれているだけで、陰では「普通に怖い」「化け物みたいなパワー」といって陰口を叩かれていた。

それを知って以降は自分から孤立するようになり、何もしていないのに悪い噂が立つようになってしまう。

(小学生なのに「過去に1万人以上殺している」という噂もあった)

そして、同じく孤立していたモツオとつるむようになる。


2人のウワサを知らないボンドが転校してきて、ジャンプを読んでいるときに話しかけられたことでボンドと関りを持つきっかけとなる。

当初はしつこく話しかけてくるボンドに「なんだテメエ、ぶっとばすぞ」と返したりするなど関りを持たないようにする姿勢を取っていたが、それでもしつこく話しかけてくるボンドに「ウワサを聞いているのになぜ話しかけてくるのか」と問うと、「ウワサはウワサで、まだなにもされていない」「帽子を取られたときも、やめてといったら目がやさしくなってすぐにやめてくれた」と答えたボンドに対して複雑な感情を抱くようになる。


2週間後、無視してもしつこく話しかけてくるボンドに「騙されたとわかったら二度と関わって来ないはず」と考え、モツオと共にツチノコを捕まえると言って待ち合わせをして彼を一人で山の中で待たせるという作戦を決行。

結果、ボンドは彼らが来ないのにもかかわらず約束の時間を5時間オーバーしても待ち続けており、それを見たガチゴリラは驚く。さらに、それを見た他のクラスメイトがボンドに騙されていると忠告するも、「あの2人は意外といい人だし実は優しい」「騙されたのかもしれないけど2人が好きだし友達だからもうちょっと待つ」「友達なら信じてあげなきゃって思うんだ」と答えているのを見たガチゴリラは涙を流し、自身の行いを後悔する。(このとき、モツオも同じく泣いていた)

「これ以上友達を待たせてはいけない」と考えた2人はボンドの元へと現れ、正式に友達となった。

そして偶然にも本当にツチノコを見つけた。

これ以降、ツチノコは彼らにとって特別な存在となっており、時折3人で「ツチノコ探し」をしたりボンドが記憶喪失の時にも「友達になったあの日」の思い出の生き物となっている。


対人関係編集

モツオ

親友。彼とはかつて互いに悪童と呼ばれていた事もあり、共にその縁からかいつも一緒に行動している。

また、互いに親友と思ってはいるが、とある回では2人のクラスメイトが互いを親友である事を宣言している所を目撃しては、モツオに自分を「親友」と言わせようとして心理戦を奮闘した事もある。(結局はボンドによって互いに認めた)

ただし、いろんな事で張り合う事も多いが「どっちがかっこいいか」という事に対しては「かっこいいのはモツオの方」だと言っている。(反対にモツオ本人もガチゴリラがかっこいいと思っている)


平凡人

親友2人目。2年生の頃に転校してきて出会い、自身を変えてくれたきっかけとなった事から親友となる。以降色々とからかいつつも良き友人として接している。

後述する元ネタ同様に持ち物を分取る事もあるが、漫画本を奪った際にはモツオと共謀して特装版に差し替えたり、リコーダーを純金製のものと取り替えたりと嫌がらせになってるかどうかすら怪しい事をしている。

また、アカネが絡む回のみ変な雰囲気を醸し出す事もある。

ファーストキスの相手。


元ネタ?編集

もしかしなくても元ネタは『ドラえもん』の剛田武ことジャイアン

名前は『キテレツ大百科』の同ポジキャラブタゴリラからか。

作中でもジャイアニズムをパロディした事もあるが、本家とは全く逆の意味で使っている。


ジャイアンからガキ大将ポジションと妹持ち、ブタゴリラからはアニメ版に見られた面倒見の良さと友情の厚い面が受け継がれていると言ったところか。


妹の我知ルリが可愛らしい容姿なのはトヨタCMにて前田敦子ジャイ子を演じていたからだろうか。


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