データ
レベル | 成熟期 |
---|---|
タイプ | 突然変異型 |
属性 | ワクチン |
必殺技 | ゴールドボーリング/ゴールドプレス |
概要
外見は10円玉の形をしているデジモンで老紳士のような風貌。
その名の通りお金が大好きで、巧みな話術で相手を騙して大金を奪い取り、お金を食べて身体を大きくする事が可能で、文字通り私腹を肥やしている。ヒゲは部下の居場所を完治するレーダーであり、クロスウォーズ3期では妖怪アンテナの効果音が流用されていた(クロスウォーズの制作背景には少なからず5期鬼太郎との関わりがあるからであろう)。
必殺技は『ゴールドボーリング』(注ぎ込んだ分だけ威力が上がる硬貨の投擲、投げると消費された扱いとなる)と『ゴールドプレス』(貯金額に応じて重さが増すのしかかり攻撃)。
現時点では直系の進化後は未登場。いるとすれば「サツタバモン」や「ゼニゲバモン」だったりするのであろうか?
亜種
コゼニモン
世代 | 幼年期Ⅱ |
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タイプ | 突然変異型 |
必殺技 | イッチ・ダン・ケツ/¥UE-N |
ガネモンがトランクの中に収容しているデジモンの一体。
外見もシンプルに一円玉がモチーフで、「1円も積もれば100万円」が合言葉にいつも前向きに行きている働き者。
1円玉全てのお金の基礎になる存在というだけあって、集団攻撃の『イッチ・ダン・ケツ』や泣き声による大合唱『¥UE-N』など群体で初めて硬貨を発揮する技が多い。
ゼニモン
世代 | 成長期 |
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タイプ | 突然変異型 |
属性 | ワクチン |
必殺技 | こめっとランチャー/ゼニナゲ |
ガネモンがトランクの中に収容しているデジモンの一体。
五円玉がモチーフで、五円玉に描かれているのが米という事で指先から米鉄砲を放つ。
ゼニナゲは文字通りゼニモンを投げる技。お金を惹きつける波動を放つという妖怪の金霊を思わせる設定を持つ。
劇中での活躍
CV:龍田直樹(ガネモン)、岸尾だいすけ(ゼニモン)、白石涼子(コゼニモン)
ゼニモンたちは金の匂いを嗅ぎつけてレジに異常を起こしていたが、その度に真下ヒデアキによってハントされており、ヒデアキはその報酬として商店街の人々からお金を貰っていた。
第62話のAパート時点でヒデアキのクロスローダーには無数のゼニモンやコゼニモンが収容されている。
その後、ガネモンはデジクオーツの自販機に隠れていた所をガムドラモンの攻撃を受けて姿を表し、デジクオーツに落ちてきた際にゼニモンたちが町中に散らばってしまい、回収を手伝うようタギル達に頼み込んできた。
彼らの協力もあって順調にゼニモンたちを回収していくが、その裏で彼らが集めた小銭をこっそりと食べており、回収したはずのゼニモンたちを再解放する姿を見られ、人間の強欲が詰まった金(硬貨か紙幣かは問わない)を食して自らを強化するという野望を明かす。
アレスタードラモンとの戦いでは金を食らって銅貨から金貨へと変化。頑丈なトランクでの防御力や、コゼニモンの連続投射で苦戦させ、シャウトモンやダメモンの加勢に対しては群体で素早く動くゼニモンズで対応するが、クロスアップアレスタードラモンの尻尾で締め上げられて降参。ヒデアキにハントされ、集めた金を返却した。
進化ルート
幼年期ⅱ | 成長期 | 成熟期 |
---|---|---|
コゼニモン | ゼニモン | ガネモン |
余談
初出はデジモンクロスウォーズにて行なわれた【オリジナルデジモンコンテスト】の受賞作品。
ウルトラQに登場するお金が大好きな怪獣カネゴンが元ネタと推測される。
名前もデザインも非常にシンプルであり、ある意味でデジモンの一つの完成形といっても過言ではないのかもしれない。
ちなみに第62話ではコンビニの垂れ幕に「東映まんがフェア」の文字が確認できるが、これは1969年から1987年まで開催された東映キャラクターの劇場版を同時上映する「東映まんがまつり」、1990年から2002年まで開催された「東映アニメフェア」が元ネタ。先述したように放送当時はこのような催しは行われなかった。なお、東映アニメフェア最後の作品は「デジモンフロンティア」の劇場版である。皮肉にもフロンティア同様にクロスウォーズでアニメシリーズは一旦途切れてしまう。