概要
「惨爪竜」の名を持つ凶悪な爪を携えた牙竜種「オドガロン」の素材を利用して作られたハンターの装備。
登場作品とグレード
下位 | 上位 | MR | |
---|---|---|---|
MHW:I | - | ガロンα・β | EXガロンα・β、EXデスガロンα・β |
ハンター用装備のグレードとデザイン
炎の衣を身にまとった阿修羅のような神仏の彫刻を思わせる荒々しい装甲と黒々としたインナーで構成されており、男性装備はふんだんに仕様された甲殻で荒々しさが増しており、頭部装備のおめんも相まってその姿はまさに擬人化したオドガロン。
一方女性装備は胴装備、脚装備の素晴らしさからとてつもない人気を誇っている。真正面から見るとわかりにくいが、胴装備は背中がパックリと開いており、背中が丸見えなのである。そして脚装備だが、別にキリン装備やオーグ装備のようなパンティ型じゃない。だが、それらにはない横の「スキマ」がある。哀しきかな、スキマ部分はピッチリしているのでその内側を覗く事は叶わないが、それでも、鼠蹊部の付け根とふとももが見える大胆だが露骨じゃないその「スキマ」の魅力は、瞬く間に多くのハンターを魅了した。無防備な背中はまさしく常に背後を取る側であるオドガロンをリスペクトした2期団の高いセンスの表れだろう。
頭部装備も侮れない。犬の顎を思わせるマスクはまるで拘束具のようにも見え、ロングポニテになる髪型もあって手の付けられない狂犬の威風を与える。上位のβだと頭部はマスクじゃなくオドガロンのお面に変わり、ポニテもだいぶ短くなって可愛さが出る。狂犬を演出するか、猟犬を演出するかはご自由に。
性能の良さもあって、近接武器使いは古龍装備が作れるようになってもガロン装備に拘るハンターも多い。
αとβで大きく違うのは女性では頭部のおめんと腰装備の帯の丈。男性装備ではどっちでも顔は見えない。残念。どちらも、βの方が気持ち荒々しい装飾をあしらわれている。
アイスボーンがリリースされた際に、新たにマスターランクのEX防具が追加された。防御力がマスターランクに合わせて上がっているが、属性耐性やスキルなどは変わらない。
デザインも新たなものが使われており、共通して今までにあった足装備のスキマはαβ共に装甲で塞がれてしまっている。その代わり腰の帯が大幅に短くなっており(ほぼ腰巻きだけ)胴と頭は大幅にデザインが変更されている。
αは頭が眼帯のようなものが付き、髪型も外ハネに広がったものに三編み一つ垂れているものになる。胴は左のみ胸当てがつき、胸下からお腹、肩と背中は網状の衣服のみという軽装。足は腰がパンツスタイルになった。
βは頭が耳がついた簑笠となっており、胴は口元が隠れるマント状の布を羽織るという、鎧然としたデザインの多いモンスターハンターでは珍しいデザイン。足はボディスーツのような下半身全体を覆う物となった。
性能
下位では150とそれなり。上位ではなんと270もある。属性耐性については火と水に強く、最終ステージに出てくる燃やしてくる敵や上位になるとやってくる爆撃機等との相性がとてもいい。一方で氷、雷にとてつもなく弱いため、陸珊瑚のモンスターとの相性はかなり悪い。特に一撃が重く、歴戦個体はオワタ式と言われるキリンとの相性は最悪。ただ、当たらなければどうということはないので、近接武器で事故らない自信があるなら充分ガロン装備でも渡り合えるだろう。
スキルは「見切り」「砥石使用高速化」「納刀術」「体術」といった近接武器を使う上で重要なスキルばかりが上がる。特にα装備は一式を揃えるとかなり見切りのスキルが上がり、高い会心でスパスパと相手をなます斬りに出来る。
シリーズスキル「惨爪竜の奥義」は2つで抜刀術が強化され、4つとほぼ一式にすれば「剛刃研磨」という特殊なスキルが上がる。これはなんと「研磨してから暫く切れ味が落ちない」というもので、数当てる必要のある双剣や片手剣等ではこれ以上ないほどにありがたいスキル。砥石使用高速化によってただでさえ研ぐのが早くなっているため、まさにオドガロンの行うヒットアンドアウェイに富んだ激しい戦いをする事ができる。護石で「匠」等を鍛えればヒットアンドヒットだってできるように。
一方で回避や防御に関わるスキルが無いため、防御面は完全にハンターのセンスに依存する上、ガンナーに関わるスキルは一つも発動しない。ガロン装備で遠距離武器を装備するのはよしたほうがいいだろう。
関連タグ
オドガロン モンスターハンターシリーズ モンスターハンターにおける防具 鼠蹊部 黒インナーという武器