ガンダムシャイニングブレイク
がんだむしゃいにんぐぶれいく
「ガンダムビルドダイバーズブレイク」に登場する、主人公・アークのガンプラ。
「機動武闘伝Gガンダム」におけるネオジャパンのモビルファイター「シャイニングガンダム」を、ビームライフル、ビームサーベル、シールドのいわゆるガンダム三種の神器を装備したオーソドックスなモビルスーツにしたような機体で、前腕と腰部にシャイニングガンダムの面影が見て取れる。
特徴的なのは「シャイニングベルクート」という飛行形態への変形機構を持っていること。可変機構は単純で、頭部を180度、両脚を外側へ90度回転させ、肩アーマーと足首を折りたたみ、また頭部を隠すようにバックパックにシールドを移動させることで、シャイニングベルクートになる。ガンダムシリーズの他の可変機体と違って、翼が前に伸びた前進翼である。
この可変機構を織り込んだこともあり、全高がもとのシャイニングガンダムよりも高くなった。
マスダイバーだった頃は、ティターンズ時代のガンダムMk-Ⅱを思わせる濃紺に塗られていた(Before仕様)が、後に白系に塗り替えられている。
1/144スケールで発売。HGFCシャイニングガンダムのパーツ替えキットである。またプレミアムバンダイ限定ながらBefore仕様も発売された。
胸部ダクトやビームライフル、シールドなどのパーツが色違いも含めて2つ入っているため、ビームライフルを2丁、シールドも(収納式ウイングが1基分しかないが)2基組める。ただしバックパックのサーベルラックのピン部分が折れやすいのが難。
このほか、HGFCシャイニングガンダムのパーツがいくつか残っている。
原典における後継機のゴッドガンダムにも、初期案に「飛行形態への変形」があったため、可変機構はそれを拾ったネタだと考えられる。
Su-47 ・・・ベルクートと呼ばれる戦闘機であり、変形時の名称「シャイニングベルクート」の元ネタと思われる。前進翼である点も同じ。