キグナスダンス
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はくちょうのまい
アニメ版「聖闘士星矢」においてキグナス氷河が繰り出す謎の踊りである。
旧TVアニメ版「聖闘士星矢」に登場するキグナス氷河の謎の踊り。
ペガサス星矢がペガサス座の軌跡を描いて小宇宙を燃やすシーンを参考にしたらしく、白鳥が羽ばたくような動作から片足を上げて両手を斜めに広げ、全身で白鳥座を表現する。
氷河が必殺技を放つ前のバンクシーンとして多用され、ファンの間で「キグナスダンス」と呼ばれている。
「大技を放つ前に舞うような予備動作を入れて尺を稼ぐ」という演出は他のキャラにも導入されているが、ここまで奇怪かつ優雅な予備動作は並ぶ者がなく、キャラソンのタイトル『氷原の貴公子』をもじって『氷原の奇行子』などと呼ばれる所以となった。
一応フォローを入れておくと、これは原作において星矢が初めてペガサス流星拳を放つ際に空手の型のような星座の形をなぞった構えをとった事をふまえて他の青銅一軍の4人にも同じような構えを取らせた事で生まれたものである。
しかしペガサス座やりゅう座と違い、はくちょう座は大きく十字を描くためこのような事になったとされている。
同じく十字を描くフェニックス座でも羽ばたく様な動作や十字を描く動作をとるが、鳳翼天翔は元々「鳳凰の羽ばたき」の拳なのでこちらはサマになっておりあまりネタにされない。
キグナスばかりネタにされるのは踊り(構え)を披露したあとに拳打を放つという違和感満載の動作をとる事に他ならない。
ファンからの人気もあってか旧作アニメから10数年以上の時を経た設定である「聖闘士星矢Ω」でも披露された。
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