概要
全長3mほどのオヴィラプトロサウルス類で、ギガントラプトルが発見されるまではこのグループでは最大級とされてきた。
ほぼ完全な頭骨の他に、巣や卵の化石等も発見されている。特に卵を抱卵したまま死んだ化石も発見されており、「オヴィラプトル=卵泥棒」説を覆す証拠にもなった。
2001年に命名されるまではオヴィラプトルと同属と考えられていたこともあり、現在一般に普及しているオヴィラプトル属の描写は実際にはキティパティ属の描写であり、発見されているオヴィラプトル属の標本は断片的過ぎて、信頼できる復元図を得ることは出来ない。