概要
1992年よりバンダイ出版課とホビージャパンの共催で行われてきたガレージキットイベント「ジャパン・ファンタステック・コンベンション(JAF-CON)」及び2002年にそれが改称されて開催されたホビージャパン主催の「ホビーEXPO」と、2001年からメディアワークス(現アスキー・メディアワークス)が主催したガレージキットイベント・キャラクターグッズ展示会「C3(CULTURAL CONVENTION OF CHARACTERS)」が2004年に統合、現在の名称となった。
キャラクターグッズ・おもちゃ・映像ソフト・ゲームソフトの展示やガレージキットの当日版権システム|当日版権物の物販のみならず、ステージイベントをはじめとした様々な催しが行われるのが特徴。コスプレに関してもアスキー・メディアワークス自体がコスプレ情報誌『電撃Layers』を発行していることから、コスパ|コスパティオとの共同イベントとして、大規模な撮影スペースの設置やコスプレコンテストを開催するなどしている。
また、『機動戦士ガンダム』関連の当日版権が許諾される唯一のイベントでもある。これは前身イベントの1つであるJAF-CONの主催の1社がバンダイだったこと、C3の開催にバンプレストをはじめとするバンダイグループが関わっていたこと、そして現在ではキャラホビの実行委員会にガンダムシリーズの制作会社の1つである創通が参加していること、等が要因として考えられる。
一般参加者の男女比率は同様のイベントであるワンダーフェスティバルと比べて若干、女性の比率が高い。
イベント開催時期はワンダーフェスティバルや日本最大の同人誌即売会であるコミックマーケットが近い時期に開催されており、これらとの競合を避けるため主に8月下旬に開催されることが多い。ただし過去にはワンダーフェスティバルと日程が重なったほか、2007年開催分は8月18日・19日と、コミックマーケットの日程と完全に競合する形になった事がある。
問題点
ワンダーフェスティバルでも同様だが、問題は転売ヤーの存在と近年、列整理のためと称し、露骨に自分たちを優先し、我が物顔で入場の順番を決める者たちが存在し、それに主催者であるキャラホビ運営事務局が完全に頼るところにある。
物販は完全に早い者勝ちが原則でこれに最も問題がある。車椅子やまつば杖を利用しなければ移動できない者はこのイベントに来た時点で敗北感を味わうことになる。怒涛の勢いで走る群衆にどうしたら対抗できうるのかという点である(特にプロの原型師が代表となっているディーラーの版権物のガレージキットを購入することは非常に困難である)。
事実その中でも一番人気といわれるディーラーであるStudioRECKLESSがこのようなトラブルを事前に防ぐことを考えて、2008年の開催前に開場前に整理券を配布した上での販売形式を取ろうと、事務局側と協議の上で決定しホームページ上で告知していたのであるが、直前になって事務局側から配布の中止を受けるという事態になっているhttp://www5e.biglobe.ne.jp/~reckless/info08.html。
キャラホビ実行委員会の権限は絶対的であり、かつ柔軟性に欠け、そのためキャラホビ実行委員会の上層部が心改めない限り、この事態を是正するのは困難と思われる。