概要
『超劇場版ケロロ軍曹』の登場人物であるキルルとミララを指す際の名称。
公式名称であり、実行するものが「キルル」、審判を下すものが「ミララ」、あわせて「自動判別型侵略兵器『キルミラン』」となる。古代ケロン人がキルルという危険性の高い侵略兵器を封印するためにミララを作った。つまりキルルとミララはセット(パートナーに近い存在)であり、ミララの判決次第でキルルの実行を止めることができるわけである。
上記のことからキルミランとはこの二人を指す場合が最も多いが、それ以降の審判の下すものである「ミルル」「ミロロ」の誰かとキルルの二人を指す場合もある。そのため場合によってはグループとして見られることも多い。
審判を下す3人はそれぞれ同一の存在であり、キルルの暴走を止める"鍵"となっている。鍵というのは比喩的な意味も含まれているが、彼女らの場合は文字通り鍵の形になってキルルを封印をすることができる。キルルを封印させる(=鍵の形になってもらう)ためには上記のように封印するを許される(判決で認められる)必要がある。
判決基準は3人それぞれ異なっており、
- ミララ…どんな時でも壊れない信頼関係
- ミルル…新しい仲間との友情
- ミロロ…プログラムに沿った封印
となっている。ただしミロロは他二人とは違い三次元ではなく二次元上(コンピューター上)に存在する人物(?)であるため、鍵の形になることはない(作中で見せていないだけで変化できる可能性も考えられる)。しかしコンピューター上の鍵(ロック)を担っていることから、きちんと鍵としての役割は果たされている。
なお彼女らはあくまでキルルを封印するだけの存在であり、解放を禁じている存在というわけではない。そのため誰かが再び封印を解けば簡単にキルルが暴走するようになっている。
ミララとミルルに比べるとミロロのものは厳重になってきてはいるが、それでも封印を解くことは絶対不可能になっているではなく、ある程度封印を解くための条例を入力すれば解放できる(インターネットでいう「ログイン」)システムとなっている。