ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要

CV|藤田将利 (吹)、ジム・ミラー (シーズン3)、アルビン・サンダース (シーズン9)

S3E1/E2に登場するヴィラン。種族はユニコーン。

1000年前にクリスタル・エンパイアを乗っ取った邪悪な心を持つ王であり、過去にセレスティアとルナに追放され影として氷の中に封印されたが、封印される直前、クリスタル・エンパイアに呪いをかけ、これを消してしまっていた。

白目の部分が緑色なのは、彼の使ってる影の魔法の影響かと思われる(実際にトワイライトとセレスティアが使った際は白目部分が緑色に変色し、魔法のエフェクトの色も黒くなっている)。

外観

本当の姿では灰色のコート、赤い目、流れる黒い立髪と尾、赤い湾曲した角と鋭い歯を持つ悪魔のような姿をしている。金属製の鎧、赤い王室のマント、両側に2つの湾曲したスパイクが付いた灰色の兜、2つの赤いスパイクと3つの黒い部分の間にある小さなシリンダーがあり、銃口と顔の側面を覆っている。シーズン9ではヘルムの銃口部分の灰色の線は消えている。


S3の序盤では影の形で目だけが見える影の塊として現れた。口、2つの牙と角が確認できる。

人物

初期のころはいかんぜん人物像がつかみ辛かったが、S9で復活した際にはピンキーもかくやと言わんばかりにおしゃべりになり、あまりに長く笑うあまり、無理やりエクエストリアに強制出撃させられるほどであった。自身の能力に絶対の自信を持っている節があり、それゆえにその場に集まったヴィランらの事も見下すような態度を取っていた。この尊大な態度が後に自らの足を引っ張ることになる。

活躍

シーズン3

トワイライトがセレスティアに課せられた試練の一環としてクリスタルエンパイアに赴いた一同と対峙する。


だが最終的にスパイクとケイデンスにクリスタルハートを奪還されて元の場所に戻された為、クリスタルエンパイアは元の姿に戻り、クリスタルから発せられる光の中で粉々に砕け、消滅した。


...と、ここまで書けばかなり壮大な設定のヴィランなのだが、いかんぜん後年まで影が薄かった。というのも、

・ナイトメアムーン、ディスコード、クリサリスといった他のヴィランと比べて背景描写・セリフが少ない


・↑そのまともなセリフも笑い声、もしくは「やめろ...!やめるんだ!」といった2、3セリフ


・上述した様に影としての姿で現れることの方が多い為、ポニーとしての実態を見せるのは終盤になってから


そもそもS3/E1,E2がトワイライトの心情に尺を割いているため、作中の描写ではセレスティアが課した試験の踏み台とされている節がある


といった数々の要因が積み重なり、あまりファンからは注目されていなかった、という悲しい実情がある。


無論序盤で登場した際にはシャイニングアーマーの角を魔法で半石化させて魔法を封じたり、一帝国を乗っ取ってクリスタルエンパイアの住民たちをまとめて支配したりと決して無能ではなく、寧ろ能力面で言えば屈指の強さを誇るのだが、いかんぜん作中の描写がイマイチだったが故(そもそもS3事態が特殊なエピソードであることも大きい)に不遇とみなされてしまった節がある。


このままファンの記憶から消え去ってしまうかと思われたが...?


シーズン5

スターライトグリマーによる歴史改変の影響で生じた未来で、まさかの再登場を果たす。そこではソンブラがクリスタルエンパイアを取り戻した後にエクエストリアを乗っ取ろうとし、セレスティアとの戦争を仕掛けていた。


また、この影響でエクエストリアの住民たちは軍事産業に駆り出されたり、徴兵により戦地に赴かなければならなくなるなど、苦しい状況に置かれる羽目になり、アップルジャックも自身の農場のこだわりを捨てかつてのフリム・フラム兄弟のような機械産業に着手し、ラリティもセンスの欠片もないような量産的な服を作らざるを得なくなり、フラタシャイもかわいがっていた羊の毛をそるなど、皆切羽詰まった状況下に置かれていた。なお、前述した軍事産業や戦争の描写は女児向けとは思えないほどリアルなものであり、こうした惨状は、トワイライト(及び視聴者)になんとしてもスターライトを止めなければ、という危機感を持たせるには十分な代物であった(なお、グリマー本人は歴史改変において生じる影響を知らなかった模様)。なお、クリスタルエンパイアの住民に彼の魔法を模した洗脳ヘルメットを着けさせ、自らの私兵としている描写も描かれた。


上述の通り、ちゃんとした状況下であれば無敗の強さを誇ることが証明され、

一応はTV本編における汚名返上を果たした。また、住民を否応なしに戦地に駆り出させるという非人道的な一面も描かれたことにより、よりヴィランとしての威厳が増した。

なお、シーズン6では直接の登場はないものの、スパイクが彼の存在について言及している。

後にトワイライトはソンブラがクリスタルハートを壊すのではなく、単に隠した理由は凍った北の国の天候が帝国を脅かすのを防ぐためだったのでは、と推測している。

つまり、乗っ取った先の王国を単に支配するだけでなく、天候といった不可逆的な事柄から守ろうとしていたことも明かされ、単に暴虐なだけではない、理知的な一面も語られている。

シーズン9

なんとまさかの再々登場。謎のヴィラン、グロガーによって復活させられ、ヴィラン三人組であるクイーンクリサリスロード・ティレックコージィ・グロウとの同盟に加わるように命令されるも、元から悪役仲間との同盟に興味がなかったために自分でクリスタルエンパイアを奪還しようと動く。片手間のうちに街を襲撃し、市民を奴隷にし、フルーリーハートを人質にとることでケイデンス、シャイニングアーマー夫妻に手を出させないようにし、クリスタルエンパイアをあっさりと乗っ取ることに成功したが、メーンシックスが素早くエレメントオブハーモニーを回収したことであっさりと打ち負かされてしまう。


だが、それは一同を油断させるための見せかけの演技であり一同がエレメントをハーモニーの木に戻した隙を見計らってエレメント共々破壊し、Mane6を閉じ込めることに成功してしまう。その後ポニービルを攻撃し、市民を洗脳してキャンタロット城を包囲することに成功し、ハーモニーの木が無くなったことにより不滅の森からあふれ出したツタの効力でルナ、セレスティア、スタースワールらを足止めすることにも成功している。


しかし友人を行動に駆り立てるべく、ディスコードがソンブラの魔法によって負傷したふりをする演技によりMane6が再び奮起。一同はエレメントに頼らずにエレメントの精神を体現していることに気づき、魔法を合わせて再びソンブラを撃破することに成功した。


水晶玉を介して一部始終を見ていたグロガーはヴィラン三人組にソンブラの死を伝え、ヴィラン三人組が一同に対して力を合わせなかった場合、同じ様な末路を辿ることになるぞ、と警告する、反面教師的な存在としての幕引きとなってしまった。だが、Mane6はエレメントを破壊されたことによりこの後に起こる事象に対処できず、彼の存在は最後までMane6の足を引っ張ることになった。


上述の通り、S3での不遇さが嘘のように解消され、かつてないほどに一同を苦しめる強敵として、ヴィランとしての名誉挽回を果たした。また、Mane6を油断させて彼女らの主武装であるエレメントを破壊し、それによってツタと洗脳された住民の対処による二度手間を増やすなどの狡猾な一面も描かれた。だが、「エレメントがないお前らなんて無力」と侮ったばかりに一同の勝利を許してしまうという、最後の最後まで詰めの甘い一面も見られた。

尤も、グロガーの真の目的を考えると彼自身、単なる捨て駒に過ぎなかったわけだが...

関連タグ

マイリトルポニー(キャラクター) ラスボス

悪役

関連記事

親記事

マイリトルポニー(キャラクター) まいりとるぽにーのきゃらくたーいちらん

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 2245

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました