概要
種類 | 超人系 |
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特性 | 眼力(千里眼) |
概要 | 眼力を操り、千里眼を使用することができる |
能力 |
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利点 | 能力の性質上、「視線」を飛ばすことで"見渡せる範囲"は八方4000km(約千里)という大陸規模に相当する※ |
形 | (実の形等は不明) |
色 | (実の色は不明) |
※「八方4000km」というのは、単純に捉えると「八方4000km先まで鳥の目を借りる様に“視線”を飛ばすことができる」という意味になるのだが、このような理解では信憑性が疑問視される。
つまり、作中や能力を発揮する仕組みから考慮した場合、「鳥の目を借りる様に飛ばした“視線”から全体を見渡し、その“視界”から能力者が直覚的に把握できる範囲が、八方4000kmまで可能」と理解するのが自然である(因みに障害物なしと仮定した場合、能力者ではない観測者が見渡せる範囲は、「大人(地上から見渡した場合)=4km程度」が目安)。
超人系の悪魔の実の一つで、「目」「眼力」に纏わる複数の能力を併せ持ち、全てを見透かすことができる「眼力人間」。
具体的には、「透視」「読心」「千里眼」そして「涙の操作」などが存在する。
- 「視る」能力
「視界を飛ばす」ことにより、八方4000kmの範囲を見渡すことができ、一つの国家、またはそれよりも広い範囲の視覚情報を取り入れることができる。視界が飛んでいるため、壁などの障害物があっても意味をなさない。
さらに自分の視界内にいる相手に対しては、手の親指と人差し指を合わせてメガネのような形を作り、直接対象を覗き込む事であらゆる情報を盗み見る事ができる。目を合わせることで思考情報自体を覗き込むこともできる。さらに応用として「自分の思考情報を見せる」ことも可能。
- 「泣く」能力
涙を巨大化、鋼鉄のように硬質化させ、操る能力。前者の「視る」能力とは完全に異質な能力であり、ギロギロの実の説明を難しくしている原因(ただ、能力の特性から眼力を操る技の一つと考えれば、説明することは可能だ)。
作中では人間の数倍のサイズの鯨として生成、操作していた。
能力者
ドレスローザ王国リク王家王女。
余談
- 能力で見渡せる範囲
能力で見渡せる範囲は、「八方4000km」となっているが、それがどのくらいの範囲なのかをまとめた。
なお、あまりにも範囲が広いため、基本的に海溝の長さや大陸などで比較することになる。
地形 | 距離 |
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千島海溝 | 約1.8倍以上 |
オーストラリア大陸(東西) | 同じくらい |
グリーンランド(南北) | 約1.4倍 |
日本全体の距離 | 約1.3倍以上 |
となり、オーストラリア大陸の東西距離と同程度で、日本全体の距離(領海なども含む)では「ギロギロの実の能力で見渡せる範囲」には及ばない。