試し撃ちで終わらせてくれるなよ…!
CV:増田俊樹
概要
アクシズに調査に入った『マスティマ』を強襲した武装集団、「バーナムの森」に所属する強化人間。
同組織の機動戦闘部隊のエースパイロットであり、同時に実質的な戦闘指揮官を務める。
(なお、産業スパイ等を行う部隊は別に居る)
人物・経歴
元々は地球連邦軍の艦長(佐官クラス)を父に持つ裕福な家庭の子息であったが、デラーズ・フリートがコンペイトウにて起こした観艦式への核攻撃によって父を失い、以降は双子の弟・ヴァルターと共にストリートチルドレンとして生きていた。
生来よりそれなりの“素養”と双子特有の交感能力を有しており、この“力”を活用して悪辣な環境の中を生き抜いていたが、当然ながら限界はあり、やがて軍警察に捕らわれる事となる。
通常ならばそのまま収監所行きとなっていたはずだが、“素養”を有していたが故に軍のオーガスタ基地に併設されたニュータイプ研究所へと引き取られ、最終的に同研究所の最後の被験者となった。
この期間において、弟のヴァルターと共に、双子ならではの交感能力を含めた実験、強化施術を受けており、“素養”だけでなく肉体的な強化も受けている。
しかし、宇宙世紀0088年にティターンズが瓦解すると、研究所はその非人道的な所業の数々が明るみに晒され、世論の弾劾によって閉鎖となった。
この閉鎖時の騒動では、『“素養”が無いが故に自由になった者』、『“素養”を受け入れ敢えて更なる強化施術を経た者』など、被験者毎に様々な道をたどったが、フェルモ兄弟は『騒動に紛れて出奔』という道を選びとった。
以降は裏社会で傭兵業によって糊口をしのぎつつ、やがてそれなりに名を知られる存在にまでのしあがり、最終的にブッホ・コンツェルンの会長シャルンホルスト・ロナの目にとまった事で、現在に至る。
搭乗機はオーガスタ研究所時代に、強化された能力の検証用として駆ってきた機体を改修したものである、ガンダムAN-01。
性格
精神面は、強化人間らしく好戦的かつ嗜虐的だが、“引き際”も弁えているなど、不安定が過ぎるという程ではなく部隊指揮官としての役割を充分に果たす。
また、バーナムにおける処遇には満足しているようで、雇用主であるシャルンホルストへの忠誠心は決して低くはない。
漫画版では忠実に任務を遂行しながらも、別行動中のヴァルターを心配するシーンも見られた。
搭乗機
映像、小説版と漫画版で搭乗機体が異なっている
■ガンダムAN-01(映像、小説版)
■ガンダム・トリスタン〈フェイルノート〉(漫画版))
ゲームへの参戦
「VS IGNITIONシリーズ」第1弾(2017年7月)にトリスタンと共に新規参戦した。
イラストは映像版でメカニカルデザインを担当した阿部慎吾氏による描き下ろしイラスト。
OA6弾はことぶきつかさ氏、DW4弾では金世俊氏が担当し、合計3枚のカードが存在する。
関連タグ
作品
搭乗機
双子の弟