ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要編集

約1億2500万年くらい前、当時の南極圏(オーストラリア辺り)に生息していた原始的な両生類の仲間。名前は発見者にちなんで「クールさんのワニ」という意味だが、両生類なのでワニとは無縁であった(当時ワニ類が進出していなかったという意味でも)。

 

下アゴ・頭骨の一部・腓骨(スネの骨)、肋骨と肩の骨……とかなり断片的な化石しか見つかっていないが、全長は4mくらいあったと考えられており、鋭い歯を持つことからカニカメ、小型の恐竜等を貪欲に補職する肉食動物だったとされる。

ちなみにワニ類が進出して来る前(ペルム紀~三畳紀頃)はマストドンサウルスプリオノスクスメトポサウルスといった大型の両生類がその座にあり、当時の水辺は彼らの天下であった。

   

特徴編集

やたら平たく広がった大きなが特徴的だが、大きさの割にペラペラで、体の厚みは30cmしかなかった。なお頭の横幅は胴体の倍。

南極点周辺の深い氾濫原に生息し、ほぼ水生であったらしい。


関連タグ編集

両生類 イモリ オオサンショウウオ

 

生きた化石:メートル越えの大型両生類はほとんどが三畳紀末の大絶滅期にいなくなったので、白亜紀前期まで生き延びたコイツは当時の生きた化石であった。なおこのクーラスクスを最後に分椎目は全滅した。

関連記事

親記事

分椎類 ぶんついるい

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 17683

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました