曖昧さ回避
概要
ブリトン人の女王。かの有名なローマ帝国と戦ったゼノビア、キュロス二世を打ち倒したトミュリスと並んで有名な女王である。
父はコーンウォールのコルネリウスという有力者。
ブリトン人の王・ロクリヌスと結婚し、一人息子マッダンをもうけた。
しかし、ロクリヌスはフン族のフンベルから解放したドイツの王女エストリルディスに恋してしまった。コリネウスの死後、ロクリヌスはグウェンドリンと別れ、エストリルディスと結婚した。サイテー!
「あのクサレ夫め!ぶち〇してやる!」と彼女が言ったかは定かではないが、グウェンドリンはコーンウォールに逃げ、挙兵し、戦場でロクリヌスとあいまみえ、打ち負かした。浮気、ダメ。絶対。
ロクリヌスの死後、グウェンドリンはかつてコーンウォールを治めた父にならって国を治めた。グウェンドリンはエストリルディスとその娘ハブレンの殺害を命じる。二人が沈められた川はこの娘の名前にちなんでセヴァーン川と名付けられたそう。
グウェンドリンの統治は15年続き、その間平和だったという。息子マッダンに王位を譲った後は、コーンウォールで余生を送った。
古代イスラエル、士師サムエルの統治期、ホメロスがギリシャで名声を得た時期にひっそり亡くなったという。まさにグウェンドリンはQueenの伝説のチャンピオン。We are the ChampionならぬI am the Championを地で行く生涯を生きたのだ。