概要
最大甲長約140~183㎝。
食べ物は主に魚等。
特徴
別名:インドコガシラスッポン、インドシナコガシラスッポン。
現在確認されているスッポン科に属するカメ類の中では最大の大きさを誇る。
しかし、その巨体の割には頭が偏平で小さいのが特徴。これが名前の由来でもある。口が大きいのは、河川や湖沼の底でじっと餌となる魚を待ち伏せしたり、水草を食べるために適しているからだと思われる。だから、あまり動かなくても、その巨体を維持できるであろう。背甲の体色は茶色で。眼の後ろから4~6本の太い線が背甲は、稲妻模様だったり迷彩模様だったりと、個体ごとに異なる。水底が赤土だとこの模は目立たない。一方、そこが砂地の場合、体色は模様のない灰色の個体が多くなる。よく調べれば、いくつかの地域変異が出て来ると思われる。