概要
2024年10月24日(木)の制限解除決戦から実装された、デカグラマトンの2番目の預言者。
両腕の翼のような部分に記載されているエンブレムの形は海王星を意味する「♆」。
元々は漂流していた工作船の航法制御システムのAIがデカグラマトンによってハッキングされたものとされている。
普段は巨大な船の姿をして氷海地域や火山地地域で資源採取をしている。
しかし戦闘時には船の形から変形し、巨大なロボット怪獣のような姿へと変貌する。
船首が頭部となり、口腔から高温の炎を放出する。背部には火炎弾を発射するための砲塔が存在する。
両手の甲と首の下に円形のリアクターが存在している。
なお、この形態時には汽笛や機械のパーツ同士が干渉して軋んで発生するような音で咆哮する。
自らの構造や形状を大きく変えることができるなど他の預言者とは特異な存在であるほか、自身の行動目的を設定、あるいは変更することができるとみられている。
前口上は七神リンが担当。
ストーリーでの活躍
メインストーリーEX デカグラマトン編 2章:炎の剣から登場。
ゲブラに護衛をしてもらいながら、自身は氷海地域で資源採取を行っていた。
資源採取が終わると、ゲブラに殿を任せて氷海地域から撤収する。
資源採取や撤収の際に「巨大な船が移動したような痕跡」を残しており、先生たちはそれを追跡することになる。
痕跡を追ってたどり着いたのは、火山の見える凍原地帯。さらには強力な妨害電波を発し、試錐機が幾本も建てられた謎の施設へと続いている「巨大怪獣の足跡」のような痕跡もあり、一行は調査を開始する。
デカグラマトンの兵力との交戦を経て、辿り着いた火山内部にてアイン・ソフ・オウルの3人にけしかけられる形でコクマーと対峙することになる。
コクマーによって火山活動が活発化して噴火の危険性が高まる中、リオの援護もあってなんとか撃退に成功する。
(戦闘の後、先生は変形ロボットに大はしゃぎしていた。アインたちもその姿にちょっと嬉しそうな様子を見せている)
しかし、ゲブラと同様にコクマーにも「名もなき神」の技術が搭載されており、一行は体制を立て直すために撤退する。
ちなみにアイン曰く「コクマーちゃんは恥ずかしがり屋」なのだと言う。
制限解除決戦
2024年10月24日(木)から実装。
75階以降の高難易度からは攻撃タイプが神秘属性となる。
初実装時の防御タイプは特殊装甲だったが、のちに重装甲が実装された。
なお、他の預言者やセトの憤怒のように段階が進むごとに容姿が微妙に変わってくる。
1〜49段階は通常、50段階からは他の預言者のInsaneのように体表などがオレンジみを帯びる。
そして100段階からはInsane時の特徴に加え、背部や後頭部から炎を吹き出して常に暴走状態であるかのような姿になる。
各EXスキル
スキル名 | 概要 | 備考 |
---|---|---|
研ぎ澄まされた意志 | 遮蔽物を含めた最大9人に円形範囲攻撃を持つ火炎弾を発射 | 100階からは、火炎弾を重複して受けた敵に最大1回の追加ダメージ |
磨かれた知恵 | 距離がもっとも遠い敵1人を対象に火炎弾を発射 | 遮蔽物には攻撃力の8%分のダメージ、遮蔽状態の対象には攻撃力の8%分のダメージと移動不可(2秒間)、その他の敵には攻撃力の45%分のダメージと15%分の火傷持続ダメージを40秒間付与(100階からは120%分の火傷持続ダメージに変化) |
王国の守護者 | 円形範囲内の敵に対してダメージと火傷持続ダメージを付与 | 攻撃力の100%分のダメージと90%分の火傷持続ダメージを20秒間付与、100階からは攻撃力の183%分の感電持続ダメージを付与(20秒間) |
光が照らす知性 | すべての遮蔽物を破壊してバリスタに向けて進む鋼鉄の車輪を召喚 | 25〜49階までは車輪は1つだけだが、50階からは2つ召喚される |
夜明けを待つ | すべての遮蔽物を破壊して暴走状態に移行 | 暴走状態になると、通常攻撃が扇形範囲内の敵に対して、口から持続的に吐き出す火炎攻撃に変更される |
各パッシブスキル
スキル名 | 概要 | 備考 |
---|---|---|
不離一体の歯車 | コクマーが弱体状態による持続ダメージを受けるとリアクターゲージが減少し、0%になれば復旧状態に切り替わる | リアクターゲージが復旧状態に切替されるたびに、デバフを付与 |
寂滅の歯車 | 被ダメージを50%減少 | |
知恵の証明 | すべての敵は遮蔽物に隠れることができず、遮蔽物を対象に攻撃とスキルの使用不可 | ただし、遮蔽状態を付与する効果には影響しない |
制御装置:バリスタ発射 | 一定時間毎にバリスタ制御装置を作動(最大2回作動可能) | 作動されたバリスタ制御装置はEXスキルでのみ攻撃可能(バリスタが破壊されていると作動できない) |
制御装置:バリスタ | バリスタ制御装置によってバリスタが発射されると、コクマーはグロッキー状態になる | グロッキー状態の間、被ダメージが50%増加(コクマーが暴走時は適用されない) |
ポイント
コクマーはそのままではダメージがなかなか通らないので、まずは悪寒・火傷などの弱体状態による持続ダメージでリアクターゲージを削る。
こうすることでデバフを蓄積させ、ダメージを与えやすくすることができる。
弱体状態による持続ダメージを与える生徒一覧
火傷 | シグレ、ミチル、メル、モエ、モモイ、レンゲ、サキ、チセ |
中毒 | ジュリ、ミドリ、マリナ(チーパオ)、サヤ、サヤ(私服) |
悪寒 | アズサ(水着)、サオリ(水着)、イオリ(水着)、チセ(水着) |
応援の熱気 | ヒビキ(応援団) |
感電 | 御坂美琴 |
直線範囲の攻撃予告が来たら遮蔽物を設置して後方の味方を攻撃から守る。
フィールド左の柱(バリスタ制御スイッチ)が立ち上がったらバリスタ発射準備完了なので、適当な攻撃EXで柱を攻撃してコクマーを拘束する。
この時、不安定な火炎(黄色い炎のアイコン)が3つ蓄積した状態でバリスタを起動するとお得。さらにバリスタによる拘束中は確定会心なので攻撃チャンスである。
バリスタは戦闘中に2回使用可能。
コクマーのHPが少なくなると暴走フェーズに移行して、フィールド全体が火炎放射で覆われてしまう。遮蔽物を設置して安全地帯を作り戦闘終了まで耐えぬこう。
攻撃範囲の境界線をまたぐように遮蔽物を設置するとより広範囲を守れる。
余談
・主な攻撃手段が口から吐き出す火炎や背面の砲塔から発射する火炎弾
・戦闘フィールドが火山地帯である
・ギミックとして拘束バリスタが存在している
などの要素が相まって、某モンスターを一狩りするゲームを想起する先生が多数出現。
結果として情報が公開されて早々にゴグマーなる渾名がつけられる事態となった。