作詞:井荻麟
作曲・編曲:すぎやまこういち
歌:戸田恵子
『伝説巨神イデオン』のエンディングテーマ。
本放送時、一部地域ではボーカルなし・BGMのみの短縮Verが使用された。
第39話「コスモスに君と」
「その瞬間だった。イデが発動したのは……」
「そう。カララとドバの対面こそ、イデが与えた最後のチャンスだったのだ。それを人々はお互いに拒否した。そのためにイデは、その無限力を開放していったのだ。その力が新たに生まれつつあるカララの赤ちゃんがきっかけになっていたことは事実である。そして、地球もバッフ・クランの人々も因果地平……すなわち宇宙の果てへ四散したのかもしれなかった」
伝説巨神イデオンの最終回。
内容としては、イデが仕組んだカララ・アジバとドバ・アジバの会談が決裂しドバがソロ・シップ殲滅を命じた所で、唐突にイデが発動して地球人とバッフ・クランが滅亡するというもの。
これについて監督の富野由悠季は後に「ソロ星で両人類が戦争を始めた時点で発動していてもおかしくはなく、テレビシリーズの最終回だって嘘じゃない」と述べている。また最終話の脚本を担当した松崎健一によると、彼が書いた第39話の脚本を、富野がラスト2分を変更して最終話にしたとされ、「だから(最終回は)最後の2分以外は、ただの39話なんですよ」と語っている。
しかしやはり唐突感は否めず、一体何が起こったのかは後に公開される劇場版で初めて明かされることとなった。