データ
分類 | メカ戦士 |
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全高 | 98m |
重量 | 720t |
所属 | 小バーム |
概要
『闘将ダイモス』第43話「小バームの大攻防戦」、第44話「明日への驀進」に登場する最後のメカ戦士で、バーム星の守り神とされ、神殿の巨大なコブラ像の中から現れた。別名・コブラ獣。
外観
ダイモスの3、4倍はあるかという黒い巨体にバーム星人の象徴とも言える白い翼を背中に持ち、剣やミサイルを武器とする。また太い尻尾による殴打も駆使してダイモスと死闘を演じた。最後の手段として口から舌を伸ばして相手を捕まえ、そのまま飲み込んでしまうという荒技を持つ。
最後
大剣や胸部からのミサイル、首を伸ばして噛み付き攻撃などでダイモスを苦しめ、丸呑みにしたが、防御力の低い内部からぶち破られ、ダイモシャフトからの烈風正拳突・改でとどめを刺された。
スパロボでの登場作品と操縦者
原作では有人機の描写は無いが、最後のメカ戦士という事で『A』と『CC』では原作の黒幕であるオルバン大元帥の乗機に割り当てられている。
旧シリーズ
初登場作品。シナリオ「荒野の死闘」にてバルバスとライザが、最終面「火星の決戦」にてエリカがそれぞれ搭乗するが、イベント内のみの出演に終わる。
能力値は設定されており、攻略本で確認することが可能。またカラオケモードではダイモスの烈風正拳突き改で倒されており、最大HPだけは確認できる。
αシリーズ
バーム・ボアザン連合軍との決着シナリオで二体の無人機が敵側として登場する。無論、原作では最後のメカ戦士であるのでHPも高い。
ボアザン星での決戦でセントマグマの取り巻きとして2機登場。HPは3万弱と流石に前作程高くない。撃破するとゾルマニウム合金を落とす。
携帯機シリーズ
小バームでの決戦にてオルバン大元帥が搭乗。影武者と合わせて2回戦うことになる。
影武者はHP151500、本物はHP151700に底力L7と耐久値が非常に高く、強化パーツ「ハロ」と地形適応Sで思った以上に避ける。おまけに攻撃力もスーパー系すら一撃で瀕死に追い込む程高い。
取り巻きとしてベガ星連合軍の戦闘母艦も3隻存在するため、密集するとゴッドアーモンがこれらのEWACの恩恵を受けるため手がつけられなくなってしまう。更には影武者共々登場時にシャドウミラー機まで引き連れてくる。敗北条件にもなっているNPCのリヒテルが搭乗するギメリアが狙われると危険。
このようにオルバン大元帥も弱くはないどころかかなりの強敵のはずだが、HP回復がない事、このルートには例によってダイモスがいる事と、比較対象がよりにもよって本作最難関の火星ルートのドン・ザウサーなのでインパクトが薄くなってしまった感じは否めない。
単独作品
『A』同様にオルバン大元帥の乗機として登場。
武装・必殺武器
空中飛行
翼で空を飛び回ることができる
かみつき
首がヘビのように伸び、相手に噛み付き、飲み込んでしまう。
ミサイル
胸部から発射する2発のミサイル。
反アイザロン粒子砲
『αシリーズ』では装備されている。口から吐き出された無数の羽毛が怒涛のように相手に襲い掛かるグラフィック。『第3次α』で運動性低下の特殊効果がある。
サーベル
腰に差した大剣。ダイモスと切り結んだ。
尻尾攻撃
太い尻尾を使った格闘攻撃。
余談
43話の次回予告では「ゴッドアーモン」。44話のナレーションでは「最後のメカ戦士」や「コブラ獣」と呼ばれている。これらのことから、コブラ獣というのは別名か通称であると思われる。
バーム星の守り神でありながら、何故かメカ戦士である。それにこれまでのメカ戦士とは異なる外見をしている。これはバーム星の守り神を模したメカ戦士・・・ということなのだろうか?
デザイナーの出渕氏が最後にとっておいたバーム星人と同じ白い翼を持つメカ戦士である。
既にドラマが最後の山場を迎えており、また本作は人間ドラマを重視した作りからその登場シーンは短く、一見不遇に見られがちである。が、尺は短くともかなりの攻防を繰り広げており、ダイモスを圧倒しているため、最後の敵メカにふさわしい強敵だったことは間違いない。
ファイヤーブリザードのみで倒されているので、超弾性金属は使用されていないと思われる。