「分かっただろう、私に逆らっても無駄だ」
解説
CV:内海賢二
犯罪組織「タランチュラ」の首領。禿頭で額にクモの入れ墨を施したサイボーグで全身武器人間。動きも俊敏で、圧倒的な戦闘能力の持ち主。
組織
タランチュラの秘密基地の大西洋上の孤島にはある特殊な火山性ガスが蔓延しており、第二次大戦期には、そのガスの利用を目論むナチスの秘密化学研究所があった。ゴルドーはその研究所跡と研究成果を何らかの手法で入手。そのガスを解析して精製した毒を構成員全員に打っており、構成員はそのガスがない場所では死亡してしまうため逃亡も反乱も封じ込めている。
その構成員を使役して各国首脳陣から極秘の暗殺依頼を請負い、その報酬として受け取った莫大な金塊を独占してきた。
しかし、孤島は首脳陣の極秘軍事衛星で監視され、ゴルドー自身も島に縛りつけられていると同時に、暗殺や様々な犯罪の陰でアキレス腱となり得る秘密をゴルドーに握られているため、互いに互いの寝首をいつ掻くかわからぬ危うい膠着状態を維持している。
作中の動向
グルになった手下と共謀し、穏健派の逃亡計画を利用して自身の死を偽装して金塊を島の外へ持ち出そうとする。
なお、偽装死で騙された首脳陣は世界各国の暗部でもあったゴルドーの死を好都合と判断して証拠隠滅のために孤島の自爆装置を起動させていた。
最期は共犯者の裏切りに遭い、偽装死の血糊に仕込まれた毒で苦しみ、動きが鈍くなったところで逆襲しようとするも返り討ちに遭い、本当に死亡してしまった。
その後、ルパン達の活躍で自爆装置が解除され、更には「軍事衛星で部下達が全滅」「ゴルドー達の手で軍事衛星が崩壊」などの様々な要因でタランチュラそのものが壊滅してしまった。
ちなみにエンディングでは首脳陣もまた因果応報の末路を辿る事が示唆されている。