概要
『ロックマンエグゼ』に登場するアイテム。正式名称は「saito.bat」
光熱斗の父・祐一朗は「ただ人間の命令を受けるだけでなく、自らの意思で考え、行動するネットナビ」の開発に着手していたが、あと一歩要素が足りず暗礁に乗り上げていた。
そんな中、祐一朗は妻・はる香との間に双子の子供を授かる。しかし双子の兄の方、光彩斗は心臓の病によってこの世を去ってしまった。
彩斗が生きた証をこの世に残したいと思った祐一朗は、彼の遺伝子データをプログラム化し一体のネットナビを作り上げた。それによって残った要素がクリアされ「世界で初めて人格を持ったネットナビ・『ロックマンEXE』」が完成した。
しかし、遺伝子データを100%同じにしてしまうとデリートされた際にオペレーターの熱斗にも危険が及ぶことから祐一朗は0.001%だけデータを改ざんした。その改ざんされた部分を埋めるためのプログラムがサイトバッチである。
第一作終盤でマジックマンが放ったドリームビットにデリートされたロックマンの為に直後に駆けつけた炎山が光祐一朗から預かってきたと言って熱斗に渡し、祐一朗から真相を聞かされた。
これを使用したことによって熱斗がダメージ伝導を受け入れる「フルシンクロ」と呼ばれる状態になることでロックマンは復活を遂げた。
サイトバッチ使用後はバスターの全能力が限界突破して6になり、スーパーアーマーが付加するようになる。
『2』では条件を満たすことでフルシンクロを超えたパーフェクトシンクロ発動し、4つのスタイルの能力を持つ特殊なスタイル、サイトスタイルとして登場。
『3』ではナビカスプログラムとして登場。多くの効果が得られる代わりにHPが半減する。HP半減はバグストッパーで回避が可能だが、プログラムパーツがオレンジなので改造ツールが必須。
『4』でもナビカスプログラムとなり、デメリットがHP半減ではなく-500になっている。コマンドラインを埋め尽くすほどプログラムのサイズが大きいため、このデメリットは回避不可能。
『5』では改造カード「光彩斗」として登場。アタック×2、メガフォルダ+2、ギガフォルダ+1、カスタム+3の効果を持つが、HP半減のマイナス改造も持つ。
『6』ではファルザー版限定でギガチップとして登場する。フォルテを倒すことで入手。HP減少のデメリットがない代わりにバトル中に引き当てる必要がある。