概要
CV:堀絢子(きらきら道中~綾繁一家の黒い影) → 坂本千夏
物知りじいさんがこしらえた、からくり忍者の傑作。吊り上った大きな目と太い眉毛、紫色の大きなマゲがトレードマーク。
クナイと花火爆弾の使い手であり、爆発物に関するスペシャリスト。小柄ですばしっこく、ちょっとかっこいい。
初登場となる『ゆき姫救出絵巻』では伊賀ステージのボスとして登場。セリフの類は一切無かった。
その後、『奇天烈将軍マッギネス』にて、レギュラー化すると共に明確な設定や性格付けが施されていく。
性格
硬派かつ生真面目な性格の持ち主で、ゴエモン一行の参謀役や物知りじいさんからの伝言役として活躍する。熱い風呂と日本茶をこよなく愛する古風な一面を持ち、忍者らしく「ござる」口調で喋る。正義感が強い一方、人を疑うことを知らない純粋な心の持ち主らしいが、そうした性格を敵に利用されたりしたことは今のところ無い(作り手のじいさんとは大違いである)
必要とあれば改造手術、自爆、女装など何でも進んで行う。
物知りじいさんが屋敷を留守にする際には、誰であろうと敵と認識して排除するセキュリティモードの他、善悪の思考が自在に反転する善悪スイッチという地味に無駄な高機能も備えている。このスイッチを切り替えると制御不能となり攻撃力が上がりクナイを振るう素早さも上がるなど容赦がない。
また、強化パーツによってヤエ同様に水中を移動できる特殊能力「サスケダイブ」も使えるようになった。
極めて高度な性能が備わっているらしく、ヨウカンとお茶を味わえる「味覚」と風呂を楽しめる「温覚」に加え、エビス丸の強烈な屁の一撃にたまらず卒倒してしまう程の鋭い「嗅覚」が備わっているなど、その性能はからくりながらほぼ人間に近い。
ちなみに、耳に当たる位置のスイッチを二つ同時に押すと、『マゲが伸びる』。
更に頭が外れる(『マッギネス』『ネオ桃山幕府のおどり』参照)。
当然ながら頭部分がメインらしく、『宇宙海賊アコギング』ではインパクトの強化の為に頭部を接続されている。
実は一度物知りじいさんの家をうっかりミスで全壊させた事がある。
ネオ桃山幕府にスカウトされたじいさんが、誘拐されていくと思い込んで慌てた際に転倒し、うっかり花火爆弾が誤爆したというのが真相であり、恐山のイタコにサスケで話しかけることでこの事実が判明する。……爆発の威力が明らかにおかしいが(屋敷に保管してあった可燃物に点火したのだろうか。じいさんもゴエモンたちもネオ桃山幕府の仕業と誤解しており、サスケも沈黙を保っているのでこの真相は闇に葬られてしまっている)
その時本人もその拍子に電池が外れた状態で吹き飛ばされ、近くの町に墜落した。 そこで珍しいもの好きのベンケイに拾われた後ゴエモン達によって回収され、同じく飛んでいった二本の専用電池を組み込まれ無事再起動した。後遺症も記憶回路の一部混乱で済んだ事からかなり頑丈に造られていると思われる。
同じ忍者同士という共通点から、ヤエちゃんとのコンビやカップリングが多くみられる。
ちなみに、初プレイヤーとして登場した『マッギネス』ではヤエのことを「ヤエさん」と呼んでおり、『3』以降「ヤエ殿」で統一されたが、GBC版『星空士ダイナマイッツ』ではなぜか「ヤエちゃん殿」になっている。
からくりメイド
上記のとおり、女装も行うサスケ。
和服から洋服まで何でもこなす。そしてそれがけっこう似合う。
でろでろ道中では隠し要素としてコスプレ衣装が存在するが、その中の一つが「メイド服」。
メカクレ気味のウィッグもセットになっており、これがなかなかのロリメイドに見えてしまう。
男の子ロボ+女装+メイドという、その先進的なデザインから早すぎた萌えとも評されており、一部のファン層の間で異様な人気を誇っている。
漫画版
ボンボンのコミック版でも生真面目で凄腕という設定だが、実はムッツリスケベでもある。戦闘能力は高く、当初はゴエモンと共に活躍する場面が多かった。
『ゆき姫救出絵巻』本編には登場しなかったが、後日談を描いた読み切りには友情出演ということで登場している。
『獅子重禄兵衛のからくり卍固め』ではオリジナルキャラクター・ハイパーサスケと一戦交える。洗脳されたものしりじじいが造った新たなサスケであり、パワー面ならサスケを凌駕する。更には自我を持っており、サスケのようにものしりじじいを慕っておらず獅子重禄兵衛の手下に成り下がっている。
サスケは『サスケ』としての威信を賭け一騎討ちを挑むが、正面切っての戦いでは分が悪く圧倒されてしまう。だがサスケのピンチを前にものしりじじいは正気を取り戻し応援に回り、鼓舞されたサスケは奥義「波動くない斬り」でハイパーサスケを撃破したのだった。
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