概要
漢字表記は「小夜啼鳥」。「夜鳴鶯」や「墓場鳥」と呼ばれることもある。
西洋のウグイスと呼ばれるほど美しい鳴き声を持ち、ナイチンゲール(※)の別名を持つ。
※ナイチンゲールとは、元々は「声が良い人」のニックネームとして付けられてきたもの。それが転じて良い鳴き声で囀る鳥のあだ名になった。
オスカー・ワイルドやハンス・クリスチャン・アンデルセンの作品の題材にもなっている。
ワイルドの『ナイチンゲールと紅いバラ』
愛を歌うナイチンゲールは、自身は愛を知らなかった。
しかし、とある美しい人間の青年を見て、彼が恋した人が赤いバラを求め、手に入らないことを嘆いていることを知り、探そうとする。
しかし、冬であるから、どんな色のバラも咲くことはできない。
ナイチンゲールがとった行動とは?
アンデルセン童話『小夜啼鳥』
他のタイトルは『ナイチンゲール』『夜鳴きうぐいす』など。
中国の皇帝は、小夜啼鳥を知らなかった。家臣に探させ、その鳴き声を寵愛する。
しかしその後、絡繰り仕掛けの小夜啼鳥が献上される。
絡繰り仕掛けであるから疲れを知らず、鳴き声も本物と違わない。
いつしか本物の小夜啼き鳥は放って置かれるようになる。しかし皇帝が…?
関連タグ
小夜啼鳥恋詩:Printemps(μ'sの小ユニット)の楽曲。この鳥の名前がタイトルの由来となっている。
ナイチンゲール(MS):名前の由来がこの鳥。