前方に敵確認!今までのとは違うよ!
概要
セクターYに登場するボスの前座。2機1組で登場する、人型(猿型?)の戦闘ロボットであり、量産型であるサルジャーの上位機種。
機動性・耐久性・攻撃性能のあらゆる点でサルジャーを上回るとされ、その高い機動性能で繰り出される光線銃は仲間のアーウィンに対して背後を取らなくてもダメージを与えてくるという脅威の性能を持つ。機体の向きそのままに平行移動や垂直移動を可能としているだめ、弾道が読めないのである。
弱点があるとすれば、サルジャーに備え付けられている盾がないこと。こちらからの攻撃を防ぐ手段を持たないので、極端な話、狙いが良ければ連打とレーザーの状況によっては瞬殺も可能。機動力でカバーしているというコンセプトなのだろう。
なお、たまに仲間が撃墜することもある。
その場合は当然HIT数に加算されない。
サルデスⅡ
「貴様ら、調子に乗るなよ!」
「新型の性能を試すには丁度よいわ!」
サルデス2機を無事に破壊すると真打登場といわんばかりに出てくるこのステージのボス。肩書きは「戦闘ロボット」。戦艦のカタパルトから出撃してスターフォックスチームを迎え撃つ。
英語名は「Shogun(将軍)」。
サルデスの機動力をさらに大幅に強化し、その上で盾を装備することでレーザーを軽く弾き返す防御性能を併せ持ち、ダメージの与えにくさで言えば本作屈指の難敵である。
平行移動の性能が大幅に高まっており、瞬間移動と見まがう長距離のかく乱を行えるレベルで、ここに至りもはやアーウィンの機動性能を大きく引き離すに至った。こちらから狙いをつけていることをすばやく察知して回避するなど、パイロットの腕も優秀で、ダメージをなかなか与えられないまま仲間や自分のシールドが削られていくのはかなりもどかしい。
しかしそんなサルデスⅡに苦戦したという報告はほとんど聞かない。
なぜなら···
「お前らなんぞ、この上からで十分だわ!」
戦いが長引くと、何を慢心したのか出撃した戦艦の上に棒立ちになって固定射撃を始めてしまうのである。こうなればあとはただの的。高性能な機体と優秀なパイロットを組み合わせても、慢心したら意味なかった。
盾もほとんど役に立たないので、あとは一方的に倒すことができる。そして倒すと···
「ぐあああああ!!」
と断末魔を上げて爆散する。
但し、時間がかかると得られるスコアがかなり減ってしまうため、勲章を獲るのであれば、前述のサルデス同様、精密な連射が必須である。
といっても、最大値の+10HITには十分間に合うし、体力が半分を切れば盾を失うので完全に的である。
ちなみに、サルデスⅡの出撃した戦艦はサルジンという名前が設定されているのだが、サルデスⅡの射出とお立ち台以外の役割は全く無い。
量産機であるサルジャーの時点で緑色の雑魚ロボットやそれよりは強いと思われる青いの、何故か1機だけ赤くて素早いサルジャーとどっかで見たような戦闘用ロボットを連想させる要素が多いが、このサルデスⅡも「白い」「盾持ち」「新型機」と、例の白い悪魔のオマージュである可能性が高い。
サルデスmkⅢ
「な なんだ? コイツ? 新型かっ?」
『スターフォックスアサルト』にてオイッコニー率いる反乱軍が運用した、サルデスの最新型。宇宙用の「サルデスmkⅢ S」と地上用の「サルデスmkⅢ DG」、「サルデスmkⅢ DB」が登場する。
「mkⅢ S」は両腕のビームと浮遊砲台。「mkⅢ DG」は両腕のガトリング、「mkⅢ DB」はビーム砲で攻撃してくる。
「mkⅢ S」に限れば半ば中ボス的扱いなのか、早期に撃破するとボーナスの雑魚キャラが現れる。
ミッション5にはアパロイドに侵食された「mkⅢ S」が登場。耐久力が上がっているほか、浮遊砲台の数も増えている。