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ザンディクとは、『原神』のキャラクター。

遠い昔にスメール教令院の見習いダステアであった少年。スメール各地に考察ノートを残している。

ザンディクの関連資料一覧

教令院考察隊の臨時報告

【誰かが内容のほとんどを慌てて焼いたようだ。今は断片的な文字のみがわずかに残っている。】

…興味深い巨大な機械の群れを見つけた。それは前にジュラバドの遺跡で発見した巨大な動く機械に似ている…

…初歩的な考察をしたところ、それらは同じ時代のものとほぼ断定できる…

…ここで「ジュラバドのサンプル」(とりあえず仮の名前をつけた)に欠けている重要な部品を見つけた。あの機体の自動システムを修復できるかもしれない…

…「白鵠騎士」という組織を発見した。「ダーリ遺跡」の伝説を裏付けられるかもしれない…

…記録者、見習いダステア、ザンディク…

ザンディクのノート (デーヴァーンタカ山)

【研究ノートの一ページ。作者が慌ててそれを破ってここに隠したようだ。】

…部品をたくさん回収した。これらは巨大な機械の予備部品のように見える。もしその動作原理と製造法を研究できれば…

…部品を何度もいじっていたせいで、本来の仕事に遅れるところだった。これら精密な機械パーツは独特な形式で、神々の支配下にある人間の手によるものとは異なる。分解をして、それらのサイズを一つずつ記録しよう…

…だがその前に、この秘密を他の隊員に知られてはならない…

ソホレのノート

【研究日誌の1ページと思われる。おそらく、内容が研究と無関係だったため破られたのだろう。ページは苔に覆われ、内容は不完全だ。】

…ザンディクと共に森を探索した。ここの生物は多様性に富んでおり、他の地域に拡大する「死域」の影響もここまで及んではいるが、まだ心配する必要はない…水域で新種の小型甲殻類をいくつか発見し、「草神の恩恵」を意味する「ナヒダッド虫」と名付けた。

…ザンディクは、ここに残された古代の機械の群れに心を奪われたようだ…

…ザンディクは若く、そして美男である。だが性格は古臭く、学科も私たち生論派とは通ずるものがないため、一緒に探索しても共通の話題がない、困ったものだ…

…ザンディクと現地の動植物の特徴について話し合い、進化のモデルについて推測し、楽しい時間を過ごした。今夜、ピクニックをする約束をした…

スメール考察隊のノート

【内容の大部分を誰かが慌てて焼いたようで、今は断片的な文字だけがわずかに残っている。】

…ザンディクの柔軟な対応のおかげで、調査隊は全滅の運命から逃れられた…

…あの恐ろしい人殺しの機械は、エンジンが停止し動かなくなった。ザンディクはそれを教令院へと引きずっていき、分解による研究と再構築テストを行うと主張した。無茶なことだ。その僭越な考えから、賢者シャナマは彼を叱責し、今回の研究における彼の署名を取り消した…

…ダステアのソホレの遺体を回収して埋葬し、他の負傷者を帰らせた。今回の考察もどうやらここらで区切るしかないだろう…

ボロボロな出勤記録

(ボロボロな出勤記録と対話する)

ボロボロな出勤記録: 「…見習いダステアのザンディクが勝手に行動するのはもう三度目だ…調査隊に予測できない危険をもたらした…彼に処分を下すべきである…」

ボロボロな出勤記録: 「…生論派ダステアのソホレはリシュボラン虎に襲われ、急を要する深刻な事態である…救急チームの支援を求む…」

解剖記録

…死者…ダステアのソホレ…

複数の外傷…

裂傷…内臓損傷…大出血…

…だが、致命傷は首にある…舌骨骨折…

機械的窒息…正確な死因の特定は困難だ…

ボロボロな記録

【破れた古い紙切れ。残っている情報はもはや、不完全だ。】

…以前▉▉▉で、「死域」に汚染された異常物質を三回分抽出した。だが、この不思議な構造物の近くに着いた頃には、辺りはすでに全部浄化され、異変の痕跡も残っていなかった。理由は未だに不明だ…

…近くの村や町から収集したサンプル5名。サンプルIII:20~25歳の成人男性1名、サンプルIV:25~30歳の成人女性1名、サンプルV/VI/VII:7~14歳の男の子1名、女の子2名…

…子供サンプルは全員行方不明になった。失踪前にはせん妄の症状があり、「空想の友達」と密かに交流していたようだ。あるいは、森林環境に関連して生じた地脈/元素生物と関係があるのかもしれない(アランナラ?)。

アランナラ」について

森の住民たちの伝説によると、「アランナラ」という高度な知能を持つ生物(植物?)は現実と夢の間を自由に行き来し、現実の物資環境をもとに夢を作り出すこともできるそうだ。非合理的でふざけた説にも聞こえるが、これが信用できない話だとは限らない。この生物の生きたサンプルを探すことを諦めてはいけない。

この生物をうまく利用すれば、人間の知能や意識、複雑な記憶、そして非理性的な幻想も、人間改造における「制御できる変数」になる可能性がある。制御できる夢については、その道具と武器としての価値は計り知れず、人類がさらに超越した知能を得るための踏み台になるかもしれない。

この計画がうまく進めば、人類は現実と夢の両方を征服する力を手に入れることができ、ついにこの世を超越できる。

【句読点の後にインクが滲んだ大きな空白の部分がある。ここで作者のペンは、ペン先が折れてしまったようだ。】

未確認の生物「アランナラ」に関する民俗資料を参考に残しておく…

…成人サンプルIVは身体機能反応を停止し、大部分の皮膚は▉▉▉▉▉▉、臓器は▉▉▉▉▉▉。死因:失血死。

成人サンプルIIIは仲間が気絶したのを目撃したためにパニック状態になり、激しく抵抗した。そのため、強制的な手段で制圧するとともに、実験を中止せざるを得なかった。「死域」に含まれる正体不明の物質は、人体の(ここで「予測できない」という言葉に取り消し線が引かれている)皮膚の病変を誘発する。実験を繰り返し行えば、規則や原理が判明するかもしれない…

…成人サンプルIIIは身体機能反応を停止し、中等度の面積の皮膚が▉▉▉▉▉▉、臓器は▉▉▉▉▉▉、血液も▉▉▉▉▉▉。死因:極度の恐怖による心原性ショックと多臓器不全の合併症。

これは無意味な浪費だ。次の実験では、サンプルの精神状態や実験環境にもっと気を配るべきだ…

今回実験の責任者:▉▉▉▉

【署名の部分は水に滲んでおり、もはや名前は判別できない。】

ザンディクのノート (ダーリの谷)

【研究ノートにあった一ページのようだ、なぜか著者に破られ、ここに隠されていた。】

…破棄した機体からかき集めたパーツは、この巨像の主要武器システムを修復できる模様だ。しかし、ほかの隊員の注意を引かないよう、その寸法構造を記録するのみとして、実験はまたの機会としよう…

…賢者によって「須陀流心」と呼ばれるもの、その核心はどうやらただの元素の影響を受けて溜まった産物のようだ。そんなものを封印の核心とするなんて、実に可笑しい…

ザンディクのノート (失脚の谷)

【研究ノートにあった一ページに見える。なぜか研究員はここに忘れていったようだ…】

…やはり、この前巨大な機械の群れで見つけた部品は、この「ジュラバドのサンプル」に使える…

…この巨像の主要武器システムは前の巨像よりも破損の程度が低い…

…サイズと構造は前の記録内容と一致している。巨像はこの大きさにもかかわらず、作りの精密性は相当に高いことがうかがえる…

…このような巨像は設計段階からジャイロスコープの仕掛けが欠けているらしい。そのため、内部の構造は進行と共に傾いたり揺れたりする。30秒ほど試乗してみたところ、バランスが乱れて強い生理的反応が起きたため、試乗実験は中止せざるを得なかった…かつての操縦者は脳の平衡感覚に関わる改造をされたか、或いは特殊な吸着靴や手袋をしていたのだろう…

…エネルギーシステムに関する書類が失われていたのは惜しかった。ゼロから研究をしている暇などない、もっと重要な任務を完遂しなければいけないのだから。そうでないと…

余談

ゲーム内の対話可能な資料を読んでいる間、活動中のプレイアブルキャラクターは旅人に変わり、その隣にパイモンが現れる。通常、この動作は任務やイベント、場合によっては隠された探索の目的に関連するキャラクターやオブジェクトとの対話可能中にのみ発生する。この3つのどれにも当てはまらないものとの対話で、この挙動が誘発されるのはザンディク関連の資料が初めてである。

正体の考察

※この先、魔神任務間章第3幕のネタバレがあります。ご注意下さい。

このザンディクという名は放浪者の任意命名で付けられない枠に入っており、他の執行官の本名も同様である事から、ファデュイ執行官ファトゥス第2位の博士の本名ではないかという説が信憑性を増している。

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