ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険アイズオブヘブン』に登場するオリジナルスタンド。
「DIOが彼の望む“天国”にいくことに成功していたら？」というIFを描いている。
スペック
【破壊力 - 不明 / スピード - 不明 / 射程距離 - 不明 / 持続力 - 不明 / 精密動作性 - 不明 / 成長性 - 不明】
概要
姿は元のザ・ワールドと同じだが、体色の金と白が反転している。
DIOが「世界」を一度捨て去って生み出された新しいスタンド。
なお、形が同じだけでザ・ワールドとは全く別のスタンドであり、元の能力である時間停止は失われている。
能力
スタンドが拳で殴った（触れた）ものにDIOの望む真実を上書きする、すなわち現実を改変する。例えば「消し去ると言う意思」を持って殴れば、相手の能力を無視して消滅させられる。
吸血鬼の強靭な生命力で耐えられない攻撃を受けたとしても「致命傷をなしにする」ことで回復を行え、絶命に至らなければ何度だろうと復活できる。花京院典明やモハメド・アヴドゥルのような死んだはずの人間を蘇生し洗脳するなど応用が効く。
洗脳能力は直接触れる必要がなく、紫のオーラを任意の時代・場所に発生させ、憑りつかせることで精神を操ることができる。肉の芽のようなものであるが、「上書きした真実」であるため、DIOが望まなければ洗脳を解くことができない。
オーバーヘブンの強制力は、スタンドを超えた存在であるゴールド・エクスペリエンス・レクイエム(GER)、無限のダメージを与えるタスクact4すら上回り、劇中では彼らの攻撃を腕の一振りで無効化している。
“子供が遊びで話す「スタローンとジャン・クロード・バンダムはどっちが強い？」レベルのスタンド強さ議論”では最強のスタンドとして名を挙げられることが多い。
直系の血筋であるジョルノ・ジョバァーナの「絶対に真実に到達しない」能力であるGERとは真逆の性質を持っており、このためジョルノだけはオーバーヘブンの能力にいち早く気付くことができた｡
ザ・ワールドを超える圧倒的なスタンドパワーを持っており、その能力は時代や世界を越えて影響を与えることができる。
まさに『天国に到達した神』を名乗るにふさわしいスタンド能力である。
弱点
- 燃費の悪さ
「真実の上書き」には膨大な「魂のエネルギー」を消費し、次に能力を使えるようになるまでの間隔が非常に長い。
このため、作中では隙を突かれて他のキャラにやられているシーンも多い（単に相手を舐めている可能性もある）。
ただし、続けて使用すること自体はできるようで、作中では連続3回で使用しているシーンがある。
「真実の上書き」の程度により「魂のエネルギー」の消費量が違うためと考えられる。
- 拳の必要性
他の近距離パワー型のスタンド同様、拳を使えなければ「真実の上書き」はできず、両腕を失うと再生するまで能力を行使できない。
このため、相手に触れさせない能力には、分が悪い可能性がある。
その後
承太郎は、天国に到達したDIOとの戦いで「スタープラチナ・オーバーヘブン」に覚醒して勝利した。
DIOの死後は承太郎のスタンド「スタープラチナ・オーバーヘブン」として能力と名前の一部が引き継がれるようになった。
