CV:緒方恵美
概要
主人公が惑星アムドゥスキア「龍祭壇」の最奥にて出会った少年。
昔、いろんなことがあってサラとは縁者の関係がある。
シオンの弟を名乗っていたが、その正体はシオンの海から作られたもう1つのマザーシップであった。(精密にはバックアップ)ただ、完全なバックアップではなく、本人が「劣化コピー」と称するほど、シオンより性能は劣る。
しかし、シオンよりただ一つ優れている点は人の心を介する力である。
実際にショップエリアにいるのは、アークス達が頑張る姿を見ていたいがためである。
特にマトイの危うさや幼さ、天真爛漫な行動を見るのが楽しみだった様で、彼女が【深遠なる闇】になりかけた際は、アークスの最高司令として、「封印した「絶対令(アビス)」を持ち出してでもマトイを殺す」としつつも、居場所が判明しているのにそれを公表せず、そうしなくていい方法を演算し続けていた
「頑張っている彼女を…10年前から頑張り続けてきた彼女をの事を僕達は知ってるし、見てきた。そんなマトイや、僕たちの歩んできた道の終わりが、こんなものであってたまるか……っ!」
結果的に犠牲こそ払ったものの主人公もマトイも生還したため「実は失敗すると思ってた。どう演算しても、主人公かマトイ、或いはその両方が犠牲になるという結果にしかならなかった」「だから、二人か片方が居なくなったあとのアークスを纏めるための方針を色々考えていた」「でも二人とも生きて帰ってきたせいで全部パーだ、また演算し直しだ」と憎まれ口を叩きつつも「演算が間違っていてよかった、演算が絶対じゃなくてよかった、二人が居ない世界なんて演算したくなかった」と漏らしていた。
EP4では、収集管理の撤廃やアークスの独り立ち、一番の大きな理由としては、【深遠なる闇】の抜本的対策(今は依代が抵抗し続けているからこう着状態なだけで、決して良い状況ではなく、いつ依代に限界が来るかもわからない、それこそ次の現出が最期かもしれないという状況である)を算出する演算に集中するために、現在はオラクルの演算以外をアークスに任せ、マザーシップにて演算を続けている。
サラとの通信は途絶えていないようだが、無駄口が減っており文脈が段々と簡略されていっているらしい。
よほど演算が大変なのであろう。
EP5ではどこに出しても恥ずかしくない眼鏡の似合うイケメンに成長。EP3の後には成長させた姿になっており、シエラは成長させる前の姿を知らないとの事。彼の身体は自身で決定できるため、「集中演算にはこの姿が相応しい」という結論から変化した模様。元々がシオンから生まれた存在だからか、眼鏡や白衣から彼女の影響が見られる。
体を成長させた事に伴って身長も伸びたので、サラの頭を撫でてからかっている。曰く「嫌がるから楽しい」らしい…。
EP5の序章では地球での一件で得られたデータの恩恵もあり、【深遠なる闇】に対する決定打を生み出すことに成功したが、事態は思わぬ方向に流れていくことに・・・。
死亡フラグ?
劇中やドラマCDにて、シャオは何度か自身の死を予感させる旨を発している。シエラたちを生み出したのも、自分に何かあった時、バックアップを任せられるようにと考えてのことだった。サラが結婚するまでは生きていたいと冗談交じりに話しているが……。
しかし、その予感は後に的中してしまうことになる……
関連イラスト
関連タグ
シオン(PSO2) シエラ(PSO2) サラ(PSO2) オラクル(PSO2) マザーシップ
EPISODE6第1章のネタバレ注意!!
作戦会議後から間もなくしてシバ達がマザーシップを襲撃。フォトンを扱えないサラはシバに挑むが苦戦し、止めを刺されそうになった瞬間……
「やあ。
無事かな。サラ」
何とサラを庇ったのはシャオであり、当然シャオは大きなダメージを受けてしまう。
自分の体を成長させたのは「サラを守るため」とシャオは語り、「人間らしく少し休ませてもらう」と言い残しながら消滅してしまう。
実はシャオはシエラに管理者権限を段階的に移譲しており、サラの中で眠りについたことが後に判明した。
そして、シャオは眠りにつく寸前にサラに「惑星アムドゥスキアに向かえ」と言い残しており、現在の状況を打開する手がかりを求めてアークスシップは惑星アムドゥスキアを目指した……
EPISODE6第2章のネタバレ注意!!
惑星アムドゥスキアに到着した主人公たちは、龍族の長ロ・カミツから、アムドゥスキアの伝承にある天国龍テリオトーと磁獄龍カッシーナの戦いの真実を告げられる。
その真実とは、「テリオトー」と「カッシーナ」はともにかつてフォトナーが作り出した人工全知存在のプロトタイプであり、処理速度こそ充分にあったものの、演算能力が劣っていた「テリオトー」と演算性能こそあったものの、処理速度が劣っていた「カッシーナ」の二つを組み合わせて造られたものそれぞれの欠点を補おうとしてそれらを融合しようと二つの惑星を衝突させた(これが2体の戦いとして伝わっている)結果誕生したのが現在のアムドゥスキアであるという事実であった。
ロ・カミツの正体こそ「テリオトー」であり、「カッシーナ」の方はアークスの言う壊世区域と酷似した「磁獄龍墓」の奥地に眠っている。
シャオを目覚めさせるために「カッシーナ」の元へ向かうが、一行を追跡していたヴァルナの妨害に遭い、「カッシーナ」の中枢は閃機種に破壊されてしまう。
「彼女が頑張ってくれたから
ぼくは今ここに、こうして存在している。」
「その頑張りに報いないと
……男じゃない。」
しかし、サラが自身の内に眠るシャオに語り掛けたことでシャオの意識が復活。
破壊された「カッシーナ」の粒子を束ねることで肉体を形成することに成功した。
それだけではなく、ロ・カミツ=「テリオトー」とのリンクが確立したことにより演算能力が大幅に向上してフォトナーのフォトンを認識する能力を獲得し、これによってフォトナーへの反撃の準備が整うこととなった。
具体的にはフォトナーが転移させてくる閃機種の位置を即座に特定したり、偽の女神ミトラの擬態を区別したり…と、これまでの状況で後手に回るケースに対し先手を打てるようになっている。
なお、「カッシーナ」の因子と融合する形で復活したためか、龍族に似た意匠を持つ服装に変化している。…が、シオンらしさの為に残っている眼鏡が、コーンローに胸開けのワイルドな風貌にどうにもミスマッチで少々不評。