「エルル……頼むからもうちょっと緊張感をもってくれ」
「次代、ですか……羨ましい限りですね」
「私たちにとって、我が主であり友であるフウガ・ハーンという男は眩しすぎます。小国から短期間で大帝国を打ち立てた大英雄。誰もが、フウガ様の代わりを担える者など存在しないことを理解しています」
| この記事は単行本・アニメ未収録のネタバレ情報を含みます。 |
|---|
プロフィール
| フルネーム | シュウキン・タン |
|---|---|
| 肩書 | 草原遊牧国家マルムキタン将兵→ハーン大虎王国将兵→ハーン大虎帝国将兵 |
| 異名 | 虎の剣 |
| 出身 | 東方諸国連合草原遊牧国家マルムキタン |
| 生年月日 | 大陸暦1521年（大陸暦1547年時点で26歳の為） |
| 種族 | 人間族 |
| 性別 | 男性 |
| 初登場話 | 文庫8巻エピローグ フリードニア王国軍、東へ |
| CV | なし |
概要
天人族。フウガの右腕を務める勇将。
フウガとは、同い年の幼馴染み兼親友で、彼が王位を継ぐ前は友として気安く接していた。しかし、フウガが王となってからは臣下に舐められないよう、臣下の礼をとっていた。
対人関係
君主。幼馴染で親友。
フウガの妹。
エルル・ガーラン
ガーラン精霊王国出身のハイエルフ。
経歴・活躍・過去
過去
- 文庫14巻プロローグ
- 大陸暦1543年、22歳
フウガ、カセン、モウメイ、ガテンと共に北を目指していた。その年の冬、フウガに反抗する勢力を制圧する。
現実主義勇者の王国改造記
- 文庫9巻プロローグ
- 大陸暦1547年、26歳
チマ公国の魔浪時はフウガと共に戦う。
現実主義勇者の大国建造記
- 文庫14巻プロローグ・第2章・第5章・第6章・第10章
- 大陸暦1549年、29歳
東方諸国連合統一戦争では、フウガを補佐し、マシューを討ち取る。
- 文庫15巻第4章～第6章・第8章・第11章
- 大陸暦1550年、30歳
ガーラン精霊王国では、父なる島解放の為、ロンバルト、ヨミ、エルルと共に軍を率いて解放する。大虎王国が父なる島を取り込んだ後は、ガーラン精霊王国「父なる島」総督となる。しかし、ガーラン精霊王国での病原体によって病に侵される。大陸主要6カ国が手を組んだことで医療システムが充実し、ユリガとヒルデによって一命を取り留める。
現実主義勇者の帝国建立記
- 文庫16巻第2章・第5章・第6章
- 大陸暦1552年、32歳
大虎ケイオス戦争前の軍議では、精霊王の呪いで問題解決に尽力してくれた恩がある為、ハーン大虎王国がグラン・ケイオス帝国やフリードニア王国に攻めるかの議論では消極的だった。その為、大虎ケイオス戦争時は、フウガの恩情とハシムの判断により後方の部隊に位置し、輜重や補給線を守っていた。
- 「世界解明」第12話
- 大陸暦1553年、33歳
ハイエルフの一隊をまとめて、陸地西側から魔王領侵攻する。
- 「英雄挽歌」第5話・第10話・第11話・第14話
- 大陸暦1554年、34歳
新年（大陸暦1554年）の宴に参加した。
国内の世論で海洋同盟との決戦へと煽られており、ハシムの仕業だと察していたが、そこには触れずに苦言を呈した。
ルミエール、エルルと共に、旧帝国から我らに鞍替えした者たち、父なる島のハイエルフ義勇軍を率いて、ユーフォリア王国への牽制任務を任される。
フウガと共に大一番に挑みたいという気持ちはあったので不満だったが、フウガの説得で了承した。
しかし、フウガとソーマの決着次第なので争う必要もなく、盟約を交わす。
『もしフリードニア王国が大虎帝国に敗れたら、ユーフォリア王国は即座に大虎帝国に対して降伏する』
『もし大虎帝国がフリードニア王国に敗れたら、シュウキンたちは大人しく撤退する』
『その間は双方共に軍は動かさず、略奪行為なども行わない』
とこのような内容で、軍も動かすことなく大人しくしていた。
それどころか、両軍の上層部の間でお茶会をしていた。
エルルの緊張感の無さに頭を悩ませていた。その一方、ハクヤから次代を担う後継者イチハがいることを羨ましく思っていた。
登場話リスト
| 大陸暦1543年 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 冬頃 | 文庫14巻プロローグ | 若虎覚醒 | ||
| 大陸暦1547年 | ||||
| 10月下旬 | 文庫9巻プロローグ | 空にまみえる | ||
| 大陸暦1549年 | ||||
| 5月 | 文庫14巻第2章 | 凶手と波紋 | ||
| 6月15日 | 文庫14巻第5章 | セバル平原の戦い | ||
| 6月15日 | 文庫14巻第6章 | 歴史の変わり目 | ||
| 9月 | 文庫14巻第10章 | 再会する者たち | ||
| 大陸暦1550年 | ||||
| 数か月後 | 文庫15巻第4章 | 父なる島の戦い | ||
| 数か月後 | 文庫15巻第5章 | 精霊王の呪い | ||
| 数か月後 | 文庫15巻第6章 | 守るべき未来のために | レオン、ディアス誕生 | |
| 数か月後 | 文庫15巻第8章 | 調査 | ||
| 数か月後～8月半ば | 文庫15巻第11章 | 終息 | ||
| 大陸暦1552年 | ||||
| 4月末～6月 | 文庫16巻第2章 | 野望の再動 | 傭兵国家ゼムがフウガの手に渡る | |
| 7月 | 文庫16巻第5章 | 交差し交錯する思い | ||
| 8月1日以降 | 文庫16巻第6章 | 激突 | 大虎ケイオス戦争勃発 | |
| 大陸暦1553年 | ||||
| 11月 | 《世界解明の章》第十二話 | 『人類の逆襲』 | ||
| 大陸暦1554年 | ||||
| 1月 | 《英雄挽歌の章》第五話 | 『フウガ陣営の新年』 | ||
| 2月末 | 《英雄挽歌の章》第十一話 | 『ワールド・ウォーへ』 |
