「俺はパッチ族のシルバ。シャーマンファイト運営委員の者だ」
「それを手助けしてくれるのがこのナイスなネーティブアクセサリー。今なら安くしとくぜ」
「君は合格だ」
プロフィール
概要
500年前にパッチ族へ転生した麻倉葉王の直系の末裔だが、とても心優しい性格で情にも篤い。時には非情な裁定を下さなければならない十祭司としては、選手達に肩入れしてしまう欠点がある。
祖先となったパッチ時代のハオとは容貌がそっくりで、リリララのヴィジョンを見た葉がシルバと誤認する程。
長い黒髪をした美男子で、世界中の港に付き合っている女性が居るとか居ないとか。500年前のシャーマンファイトにおける罪人の一族として辛酸を舐めさせられ、部族内でも孤立していた模様。作中でも身内に関わらず「裏切り者」と蔑まれる描写がある。そのためハオの暴虐を食い止める責任感とハオへの恨みは麻倉家に勝るとも劣らない。カリム・クロム・ラジムはそうした複雑な立場を気にせず親交を結んでくれた貴重な存在で、シルバにとっては掛け替えの無い友人たちである。
物語序盤では胡散臭い露天商として葉の前に現れ、後にS.F.を取り仕切る祭司としての素性を明かす。『O.S.で一撃当てる』という条件の元、葉に選手資格を得るための試験を課すが、幼少期の修行嫌いが祟ってか、O.S.を満足に習得していなかった葉は苦戦を強いられる。しかしシルバに導かれるようにして(未熟な形ではあるが)O.S.へ開眼し、無事試験を突破したのだった(尚、この時葉の服に付いたシルバの長髪のせいで、葉はアンナに浮気を疑われ徹底的にシバかれる羽目になった)。葉を通じてアンナとも知り合いになるが、子供扱いして「アンナちゃん」と呼ぶためしばしば彼女に嫌がられている。
物語後半、マグナとニクロムの密告でハオへの対抗策として五大精霊を盗み出すという背反行為を犯していた事が発覚。流石に看過できなくなった族長ゴルドバにより再教育させられ、次に葉達の前に現れた時は別人のように冷徹になっていた。
持ち霊はシルバーアームズという動物精霊チーム。
担当プラントは氷河。
シャーマンキングFLOWERSの三代目アンナ、もとい、アルミ・ニウムバーチの実父である為、麻倉葉の息子麻倉花が婚約者になるので葉とは親戚になる予定。
余談
緑川光氏はシルバとハオのどちらも演じている。アルミと花が、どちらもハオの子孫同士で婚約者になるのも因縁がある。また、ハオが改心、というか人類絶滅を保留したため救われたが、十祭司の掟として現キング(この場合ハオ)のために葉達と戦わざるを得なかったのも皮肉である。
関連タグ
ガオレンジャー:放送した時期が近く、ガオキングは動物達を仲間にして身に付ける精霊王と呼ばれ、ガオレンジャーは現代のシャーマン「ネオシャーマン」とされ、スーツには陰陽師などの特徴があり、スピリット・オブ・ジ・アースという単語も存在する。