概要
『世界樹の迷宮Ⅲ』の中盤で深都に与する事を選択した場合(深都ルート)、第四階層「深洋祭祀殿」の最深部で敵に回ったクジュラが差し向けてくる魔物。
(海都ルートの場合はオランピアが差し向けるキリンが登場する)
その姿は巨大なハマグリの中に巫女のような装束を纏った青肌の黒髪美人が佇むという、シリーズの魔物の中でもとりわけ異質なもの。おまけに装束を大胆にはだけさせているため裸体が露わになり、大切な所は髪や煙で隠されているだけという非常に危険なビジュアルとなっている。
使役するクジュラが若い男性である事から、プレイヤーからは「性的な用途にも使われているのではないか」というネタ雑じりの邪推をされる事も。
そのため残念ながら美女の部分はハマグリが見せている幻と思われる。
戦闘スタイルはその艶やかな姿に相応しく状態異常特化型。3種の状態異常スキルでパーティを攪乱しなから、強力な全体氷攻撃「冷たい眼差し」を浴びせてくる。また途中解禁されるランダムヒットのHP吸収スキル「悪魔のキッス」は前述の状態異常に罹っているとHP吸収量が5倍に跳ね上がるという危険なスキルで、状態異常対応が不十分な冒険者は強烈なキス責めによって文字通り昇天させられてしまう。
(ちなみに海都ルートのキリンは封じ特化型で炎と雷のスキルと使うという、シンと完全に対になった戦闘スタイルとなっている)
周回することでシンとキリンの両方を倒した場合、深洋祭祀殿攻略後は仲良く踊るように部屋を回る両者の姿(FOEアイコンだが)を見る事ができる。