シンカー(DCコミック)
しんかー
シンカーは禿げた頭から謎の機械が無数に飛び出した天才科学者で、人類に影響を与える可能性があるにもかかわらず、極限まで科学実験を進めることをライフワークとしている。
自分の目的に熱心で、倫理観は進歩を妨げる不必要なものだと考えている。シンカーの知性は他の追随を許さないことは否定できない。しかし、それは彼のエゴでもある。
(ワーナー公式サイトの説明より抜粋)
綴りはSinkerではなく「Thinker」であり、「考える者・思考する者」といった意味。
ザ・スーサイド・スクワッド
- 演:ピーター・カパルディ
- 吹き替え:姫野惠二
頭から制御装置が複数飛び出ているマッドサイエンティスト。本名はガイウス・グリーヴス。
コルト・マルテーゼにて30年以上も「スターフィッシュ計画」を指揮しており、計画が始まった経緯などもすべて知っている重要人物。
異世界スーサイド・スクワッド
- 声:大塚芳忠
異世界の物資を確保するために派遣された先行部隊の1人。しかし、敵である帝国軍側と結託する。
本作では脳が飛び出ている描写を抑えるためシンキングキャップと呼ばれるものを被っており、これを使って対象者たちの脳意識をつないで意識を操作する。さらに自ら対象者の意識を読み取ることで、その精神を支配下に置くこともできる。
この能力で異世界のエルフたちを思うがままに操り、自分の軍隊としていた。
しかし、ピースメイカーによるエルフへの説得(という名の拷問)で指揮系統が崩れたことで形勢が一変。内部に突入したハーレイと対峙するが、身体能力の低さが祟って追い込まれてしまう。
最後の手段としてハーレイの精神を読み取り支配下に置こうとする…が、アーカム・アサイラムの精神科医、ハーリーン・クインゼルだったころの彼女とジョーカーとの狂気じみた出会いの記憶に耐え切れず精神支配には失敗。ハーレイ渾身のケツバットで吹っ飛ばされた。
その後、自軍の拠点が崩れる中でかろうじて生き延びていたが、カタナにより失敗の烙印を押されて殺害され、シンキングキャップを回収された。
「世界一利口」なヴィランという触れ込みらしいのだが、ハーレイたちとの決戦では、陣地を張って待ち受けている側なのに拠点から離れた一カ所にほぼ全ての戦力を殺到させ防衛線をカラにするという利口のリの字もない行動で敗北しており、カタナからもシンキングキャップ以外に価値が無いかのような酷い扱いであった。