概要
(CV・浦和めぐみ)
商人の惑星イメッガの支配者であるドン・キアーの部下で、同僚にゲールがいる。
肩が露出したインナースーツの上に赤いレオタードを着こみ、白の手袋とブーツを身に着けている。
容貌は唇が異常に厚く、クリリンと同じく鼻、および鼻腔のようなものは見当たらない。
恐らくドラゴンボール世界の基準における、不細工な女性を意識してデザインされたものと推測される。
同僚のゲールとの関係は、顎で使うような口調で話すところからあまり良好なものではない模様。
目に見えないほどの高速移動や、ゲールとの合体攻撃といった能力と技を使える事からある程度の実力を備えてはいるようだったが、しょせん悟空一行の敵ではなかった。
現在でこそカリフラやケールといった数多くの女性戦士が登場する「ドラゴンボール」ではあるが、当時としてはたとえアニメオリジナルキャラであっても、数少ない女性戦士であった。
劇中での活躍
惑星イメッガに到着して搭乗していた宇宙船を奪われ、それを奪取しに来た悟空たちの前に立ちふさがる。
宇宙船を乗せたトラックを奪い逃走する悟空たちを、ゲールとの合体気功波で足止めしようとするが、逆に悟空のかめはめ波でゲールともども吹き飛ばされてしまう。
その後、この失態をドン・キアーに見咎められ、莫大な賠償を請求される。
そしてさらにその後、名誉挽回とばかりに悟空たちを捕らえる事には成功するが、実はこれはドン・キアーの懐へ飛び込むための策略であり、またもゲールとともに返り討ちに合う羽目となる。
悟空がイメッガをドン・キアーの圧政から解放したのちは、主人と共に投獄される事となるが、超一星龍の戦いに於いては、牢獄の中から悟空の元気玉に協力していた。