ジム(近接戦闘タイプ)

せいらさんのつよいじむ

ジム(近接戦闘タイプ)とは、「機動戦士ガンダム-THE・ORIGIN-」に登場するGMの強化バリエーションの一つである。劇中ではセイラ・マスが最後に搭乗した機体で終盤を大きく動かすことになった。

概要

「ホワイトベース隊の活躍は部隊編成と運用によるもの」という分析をした開発陣が手掛けた

オリジン版ジムの強化発展仕様の一つ。

本機は防御力強化のため胴体部や頭部に追加装甲を付与（そのためブルーディスティニー1号機のように精悍さが醸し出されている）し、それを活用するためにスラスターが増設され出力も強化されている。

武装も充実しており、ガンダムと同じビームライフルやハンドグレネードやソードストッパー型シールドなど射撃近接双方に対応できる仕様となっている。

更にはガンダムと同じく胴体にはコア・ポッドを収納し脱出機構も完備。これがストーリーを大きく動かすことになる。

WB隊にア・バオア・クー戦時に1機が配備され、セイラ・マスが搭乗（機体番号1029）。カラーリングは赤と白。

本作品でNT兵扱いとなったシムス・アル・バハロフのブラウ・ブロを撃破するが、爆発に巻き込まれ右腕と両脚を失う。

その後セイラはコア・ポッドで脱出。兄を追い要塞に侵入して捕虜となるが、アルテイシアと公言したことで、時を同じくしてギレン・ザビを誅殺したキシリアに対する反乱部隊の象徴として戦戦況を一変させる活躍を見せた。