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概要

CV:宮澤正(FA)、演:岩崎ひろし実写版

国家錬金術師の一人で、二つ名は「銀(しろがね)」

小柄で白髭を蓄えた鼻の高い老人で、左足は義足。旧アニメには未登場。

一見するとタキシードに身を包んだ上品な紳士だが、その実かなり好戦的な人物。

イシュヴァールの内乱で左足を失っており、回想では負傷兵として運ばれて行く姿が描写されている。その際にはイシュヴァール人への怨嗟の言葉を最後まで叫び続けており、それ以来復讐心に囚われているらしく、イシュヴァール人を見ると殺そうとする危険人物。

刃物系の武器の錬成を得意としており、それが銀(しろがね)という二つ名の由来である。地面や岩から巨大な刃物を大量錬成したり、手裏剣状の武器を錬成して飛ばしてきたり、剣を錬成して義足を軸に独楽のように回転しながら戦う戦闘スタイルを得意とし、身のこなしはかなり素早い。

錬成陣は、「紅蓮の錬金術師」のキンブリーなどと同様に両手に直接彫りこんでおり(彼の場合は指にも渡って手の平全体に彫っている)、普段はそれを手袋で隠している。

作中では、夜道を歩いていた所を傷の男に襲撃される場面で初登場する。真正面から堂々と応戦して激闘を繰り広げるが、すれ違いざまの傷の男の反撃に対応できず、義足を破壊されてバランスを崩して、側を流れていたに落とされてしまう。そして水中には武器として錬成できる物質が何も無かった為に、そのまま水中でなすすべもなく傷の男の「破壊の右腕」で殺害されてしまった。

0巻では、国家錬金術師になった直後のエドに対して、マスタングが「イシュヴァール人を見るとすぐに殺そうとする爺さん」と、彼と思しき人物について語っている。

名前の由来は、アメリカの試作型偵察攻撃ヘリコプターの「コマンチ」。上記した独楽のように回転して攻撃する戦闘スタイルも、ヘリコプターのローターがイメージのようである。

ちなみに荒川先生曰くイシュヴァール戦はもう少し描きたかったが、見たいのは自分だけなので削ったとのこと。

実写映画版ノベライズでは

実写映画版ノベライズにおいて、地の文でキャラ設定が掘り下げられている。

年寄りだと侮ってくる若者(若手の兵士の「コマンチじいさん」という呼称もかなり不快だった模様)や、浮ついた服装を嫌悪している(手入れしたタキシード姿でないと外出する気も起きないらしい)など、非常に好き嫌いが激しい性格。

また、機械鎧ではなく棒状の義足を着けていた理由としては「機械鎧の脱着時の不快感が筆舌に尽くしがたい」「機械鎧の剥き出しの機構がエレガントではない」という理由から。

息子夫婦と孫がいたらしく、1ヶ月に一回の会食を楽しみにしていた。

傷の男襲撃の際は、その会食の帰り道だったらしい……

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ジョリオ・コマンチ
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