「神様は居るよ でも君を愛してはいない」
プロフィール
概要
文豪ストレイドッグスに登場するキャラクターで組合(ギルド)のメンバーの一人。
ハンチング帽を被る農家風の青年。
同じく「組合」の構成員であるラヴクラフトとツーマンセルで行動することが多い。
組合に所属している理由は「支払いが良い」からであり、彼が解雇されると故郷の家族は飢え死にしてしまうらしい。
家族の中でも妹の事は特にかわいがっており、家族の生計の為には如何なる業務も熟す。
貧民階級出身の為か、何でも金で解決しようとするフィッツジェラルドをよく思っていない。(但し彼も貧民からの成り上がりである。)
異能力
能力名 | 怒りの葡萄 |
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解説 | 葡萄の種を対象に植え付け、宿主と樹木を繋ぎ感覚を共有する能力。自分に植え付け、枝や根を操作することも可能 |
劇中での活躍
交渉並びに協定が決裂した武装探偵社とポート・マフィアを襲撃する先鋒としてラヴクラフトと共に初登場。マフィア離脱を目指していた泉鏡花を巡って激突寸前の両陣営の前に出現、ヘリで高所から飛び降りた増援と合流し、大打撃を与えた。
三社鼎立戦に於いてはマフィア側からの情報を基に武装探偵社事務員の谷崎ナオミと春野綺羅子の隠れ場所を襲撃(探偵社は人質が一人でもいれば屈する為)、自らの異能で追い詰めるも同じくマフィアに誘導された探偵社の国木田独歩と谷崎潤一郎と遭遇。同行していながらも眠って居て出遅れたラヴクラフトの加勢で彼等の動きを封じ、再度ナオミ達の捕縛を行おうとしたが、ナオミに危害が加わることを許さない谷崎の異能によってその場を走っていたトラックに激突。探偵社側が事前に呼んでいた警官隊に包囲され、ラヴクラフト共々捕縛される。
然しフィッツジェラルドが日本の外交筋に圧力をかけたことで外交官特権を付与され釈放。
同じく釈放されたラヴクラフトが捕らえたマフィアの切り札の一つである夢野久作と自らの異能を組み合わせて「横浜焼却作戦」を実行に移し、横浜の街とマフィアに多大なる被害を齎したが、彼を助けに来た太宰治と中原中也の一夜限定な復活コンビの前に敗北した。
上述の通りフィッツジェラルドの事は嫌っていたが、彼の家族に対する愛とその結末(鼎立戦に敗北し全財産を失う)を見た後は団長を失って崩壊し始める組合を立て直すことを表明、組合残党の暫定リーダーに就任する。しかし覇気を取り戻したフィッツジェラルドの性格に変化が見られなかったことに失望し、フィッツジェラルドの敵対者となることを誓う。