「雷鳴の中より出でよ!」
「伝説の爆走王!スカルライダー!」
概要
遊戯王OCGのカードカタログ「ザ・ヴァリュアブル・ブック」に付録として収録された、初代儀式モンスター。
効果テキスト
儀式モンスター
星6/闇属性/アンデット族/攻1900/守1850
「スカルライダーの復活」により降臨。
場か手札から、星の数が合計6個以上になるよう
カードを生け贄に捧げなければならない。
※生け贄はリリースと読み替える。
解説
そのため儀式モンスターといえば漫画で最初に登場したカオス・ソルジャーを連想しがちだが、実はこちらの方が古株である。
今でこそ攻撃力1900というのはともすれば下級アタッカーにも劣る微妙な数値であるが、当時はエースモンスターの一角であった「アサシン」や「カクタス」などの攻撃力が1700クラスで、このカードを出せれば一応は逆転が可能だったことや、強力な罠のひとつだった「落とし穴」にかからない特殊召喚モンスターであることが注目され、有用性はまずまず高かった。
また、儀式モンスターはリリース用モンスターのほかに専用の儀式魔法カードが必要となるが、このカードに関しては儀式魔法「スカルライダーの復活」もご丁寧に同じカタログに付録されているため、誰でも簡単につかえるようになっていた。
正しく儀式モンスターに慣れるための入門モンスターと言えるだろう。
原作での活躍
遊戯王GXの第3期に当たるユベル編において、十代の行方を捜すジムを迎撃しようとしたコザッキーが使用。
レベル6のガジェット・ソルジャーをリリースして特殊召喚され、先に召喚されていた2体のカオスライダー・グスタフと連携し、ジムのライフを一気に100まで削る活躍を見せた。
このときの攻撃名は「暴走上等 三連悪辰苦」という、ヤンキー感満載のネーミング。
エンジン音を吹かせまくっていたところを見ても、暴走族を意識していたのだろう。
だが次のシリーズでバイクに乗るのが普通になるとは彼も思わなかったに違いない。