スキャッター
すきゃったー
◆忍◆ ニンジャ名鑑#357【スキャッター】 ◆殺◆
ソウカイヤの索敵ニンジャ。
生体レーダー機能を備えたニンジャヘルムで探知能力を非常に強化している。カラテは弱い。
「何をしている!」「さっさとやれと言っているのだ、早く皮を剥がせ」
「早くそいつがひどいザマになるのが見たい!」
CV:水島大宙(アニメイシヨン)
ソウカイ・シンジケートに所属するニンジャの一人。ドラマCD・アニメイシヨンでのCVは水島大宙。
索敵担当であり、生体レーダー機能を備えた円筒形のニンジャヘルムで探知能力を強化している。
それ故に、カラテは弱い部類に入る。
ニンジャヘルムがあるにもかかわらず、ハンディカメラで殺害場面を撮影することを好むのは、「殺」の巻末コメントによれば趣味というか拘りである様子。
曰く「ゴア映像はチープなハンディカメラ画質なのがいい」とか、臨場感が楽しみたければ実際にやればいいので「記録」として見る場合あえて低画質な方がいいのだろうか
なお、スキャッター(scatter)とは「撒き散らす」「散り散りにする」の意味。…爆発四散の英訳にも含まれる。索敵ニンジャだからなのだろうが、早々に爆発四散したから…ではないだろう。たぶん。
劇中の扱いの時点でダークニンジャ=サンがあらかた殺したからな
物理書籍版第1巻収録及びアニメイシヨン第1話の「ボーン・イン・レッド・ブラック」に登場する。漫画版ではグラキラと無印は別エピソードの回想に「ボーン・イン・レッド・ブラック」が編入されていて、そちらに登場する。
オフェンダーとともにマルノウチ・スゴイタカイビル抗争の生存者の始末を担当していたスキャッターは、瀕死の状態にある一人のサラリマンを発見する。
オフェンダーにそいつを早く殺せと急かすスキャッターだったが、そのサラリマン、フジキド・ケンジのまさかの反撃によって状況は一変、手も足も出ないまま殺害される。アイサツすらできないまま爆発四散しているが、そもそも相手がニンジャと化したことを認識していなかった(フジキドが「ニンジャスレイヤー」と名乗ったのはスキャッターの死亡後)ので、仕方ないかもしれない。作中の時間軸で、フジキドの手によって殺された最初の犠牲者である。
アニメイシヨンでは執拗に何度も顔面をフジキドに殴られた後、スリケンによる攻撃を一発食らっただけで爆発四散するというブザマ重点な表現となっている。
無印コミックでもおおむねこの表現が踏襲されているものの、スリケン一発で爆発四散したことについては(シヨンでもそうなっているが)スリケンで頭部を切断されたから、ということがよくわかるようになっている。
さらに「殺」では興奮のあまりバイブレーションめいて激しく振動するという暴走を見せ、ヘッズの腹筋を爆発四散させている。
ネット上での人気?
とまあ、彼は言ってしまえばやられ役なのだが、アニメは第1話だけは以降の話が有料配信に変わっても無料配信されていることやその煙突めいた独特のフォルム、アニメイシヨン公式サイトのキャラクター紹介の画像が透過PNGであったことから、一時期クソコラ素材として謎の人気を博した。
公式アカウントでもTwitterアイコン素材として他のメインキャラを差し置いて配信されるなど、作中の扱いからは考えられない謎の優遇を受けている。なお他のラインナップはクローンヤクザはともかく家紋タクシー、スシ、ソニックブーム=サンの衝撃波などと謎めいている。
LINE公式スタンプにも彼の姿があるのだが、その中にはフジキドに殴られている姿も。セリフは当然「グワーッ!」。ブザマ!
(殴っているフジキドの姿もちゃんとある。セリフは「イヤーッ!」)
ちなみにスキャッター=サンの名誉のために書き添えておくと、まともなスタンプも用意されているのでごあんしんだ(セリフは「何をしている!」)。
なお、アイサツもできないまま爆発四散したためか、水島氏がイベントなどに登場した際は代わりにアイサツを行っていた。
また、ニンジャスレイヤーTRPGにはオフェンダーともども実装されており、その界隈ではプチスキャッターブームが到来している。
円柱形のフルフェイス・ニンジャヘルムに搭載された生体レーダー機能を用いて索敵するという後方支援に特化した能力の持ち主。
上記のようにカラテに関してはまるっきりであるらしいが、劇中でカラテを披露する前にニンジャスレイヤーと化す前のフジキドに殺害されているので、明確なカラテの実力は不明。名鑑によればカラテは弱いらしい
ニンジャヘルム内にも血が通っているらしく、シヨンおよび無印コミックでフジキドに頭部を切断された際にはどう見てもヘルムから血が吹き出しているようにしか見えない状態になっていた。…ただでさえ弱いと言われているカラテがさらに弱くなりそうなのだが(開き直ってジツに特化した武装を背負うのもまたカラテであるから悪手ではない、特に彼の着いている任務はニンジャとの戦闘が想定されていないので)
ニンジャスレイヤープラスによると、サイバネ脳改造が施されているらしく、生体電磁波やサーモグラフィなどの並行処理が可能とのこと。カラテについても弱いとはいえ非ニンジャよりは強いとされ、ニンジャとして最低限のレベルは持ち合わせているそう。