曖昧さ回避
- 植民地時代のアメリカ13州の民兵のこと。救援要請から1分で駆けつけると謳われたことから。アメリカ独立戦争でも活躍している。
- 1を由来とするアメリカ軍の大陸間弾道ミサイル
- 1を由来とするゲーム『Fallout4』の登場組織。日本語表記はミニッツメン
- 小説『ニンジャスレイヤー』の登場人物。本記事で詳述する。
概要
◆忍◆ ニンジャ名鑑 #53 【ミニットマン】 ◆殺◆
さきの電子戦争経験者で、チーター並みの匍匐前進速度を誇る追跡ニンジャ。
イクエイションとのコンビでニンジャスレイヤー暗殺を試みるが返り討ちに遭う。
執念によりニンジャスレイヤーとドラゴン=ゲンドーソーの隠れ場所を突き止める。
(ネオサイタマ電脳IRC空間「ニンジャ名鑑」より抜粋)
おお。おお、イクエイション。しかしこの雨は天の計らいだ。ニンジャに涙は許されぬのだから。
人物
初出エピソードは第1部「ゼロ・トレラント・サンスイ」。
暗黒経済組織ソウカイ・シンジケート所属のニンジャであり、記念すべきニンジャスレイヤー初連載で交戦したニンジャ第一号。
十年前の電子戦争経験者であり、現在の相棒イクエイションとは同じ部隊で戦っていた戦友だった。
イクエイションと共にニンジャスレイヤーと交戦するも、イクエイションは真っ二つにされて死亡、自身も敗北する。
そのまま死亡したかと思われていたが、相棒にも明かさなかった奥の手「マッタキ」(書籍版ではシニフリ・ジツ)による偽装で生き延びる。
相棒の無念を晴らすべく、ニンジャスレイヤーを追跡して再戦を挑むが、迎撃する隙すら与えられない内に心臓を抉り取られ握り潰される。
最期はイクサの舞台となった電車から振り落とされ、「バンザイ!」という断末魔と共に爆発四散した。
なお書籍版では他のニンジャ同様「サヨナラ!」という断末魔を発している。
名前の由来はおそらくアメリカ独立戦争の民兵を意味する『Minuteman』から。
『ゼロ・トレラント・サンスイ』は記念すべきTwitter連載第一話だったエピソード。
連載初号なのに前回のあらすじナンデ!?
まとめサイトから読むこともできるが、書籍版第一巻にも収録されている。
書籍版公式サイトの試読コーナーでも読むことができる。
またオーディオドラマ化され、youtubeにて無料公開されている。
なおオーディオドラマ版での彼の担当声優は菅原正志=サン。
容姿
容姿に関する描写は殆ど見られないが、わらいなく=サンによる書籍版挿絵では一般的なニンジャ装束に、匍匐時に地面に接する前腕やスネをキャタピラ様の装甲で覆った姿で描かれている。
関根光太郎=サンのコミカライズ、NINJA SLAYER 殺では、両腕の肘から先をキャタピラめいた装甲で覆っており、必要に応じて動かせるらしく、浮浪者を一撃でノックアウトさせていたりする。脇腹にも装甲があるなど、装甲は追加が多い。ニンジャ装束も足袋からブーツになっている、メンポのデザイン等、大幅に変更されている。
さおとめあげは=サンの手によるグッドルッキングガイズ重点コミカライズ「ニンジャスレイヤー グラマラス・キラーズ」においては、流麗な長髪を風に流す美男子ニンジャとして再デザイン。
従来のデザインとは大きく解釈の異なる、目の粗い網装束姿がCRS(チキビ・リアリティ・ショック)を引き起こし、目の前で行われる公式のやりたい放題に放心状態となった多数のニンジャヘッズのニューロンに多大な損傷を与えた。
ジツ・カラテ等
また、網膜内に生体センサーをインプラントしている。
ユニーク・ジツは人物欄の通りのマッタキ・ジツ(書籍版ではシニフリ・ジツ)。要するに死んだフリをするジツだが、後に登場したシズケサが同じジツを使った事により、その本質は心臓を意図的に停止させて気配を完全に遮断するという事が判明。ニンジャスレイヤーをも欺くあたり、相当のワザマエと思われる。
ジツの特性からシノビ・ニンジャクランのソウルが宿っていると推察されていたが、およそ8年後にキツネ・ニンジャクランのソウルが憑依していた事が明かされた。