スクランブルガンダム
すくらんぶるがんだむ
型式番号BN-876。
ニールセン・ラボが新型バトルシステムの実験機として制作したガンプラ。
Ζガンダムをベースにデスティニーガンダムの要素を追加する形で制作されており、バックパックやフロントスカートにデスティニーの特徴を見る事が出来る。
ちなみにこの二作品には、新旧ガンダム第2作といい共通点があり、実際デスティニーガンダムが登場した『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』にはΖガンダムのリスペクトが多く見られる。
また、全身にはビルドバーニングガンダムなどと同じ粒子蓄積用クリアパーツが配されており、これによって高い出力を発揮する。
頭部はΖガンダムの構成を踏襲した所謂「Ζ顔」だが、ガンダムのような「への字」スリットを持つ。
可変機構も健在だが、Ζガンダムのような複雑な物ではなくウイングガンダムやガンダムエアマスターのようなシンプルな構造を採用。これによって耐久性と迅速な変形を両立している。また、人型でも飛行能力はあるが変形することで飛行速度が増し、更には強力な体当たりを可能にする。
ニールセン・ラボでシステムの限界点と安定性を高める為の無人機として実験に使用されるが、何者かの干渉によって暴走。この時は強制停止によって被害は研究施設のみに留まるが、再度の実験ではプラフスキー粒子結晶体と融合したことで被害はラボ全体に拡大。これを止めるべく奮闘したカミキ・セカイ達の活躍によって結晶体を破壊され、事態は収束した。
ガンプラとしての基本性能は桁違いで、ガンプラバトル選手権全国大会レベルのファイター達が操るガンプラの多彩な攻撃を躱しながら凄まじい反応速度で相手取った。
無人機として使用されたものの、ファイターが操縦した際には新プラフスキー粒子の効果も相まって高い追随性を発揮する事が可能。
複数の機体がテスト生産され、その内一機がメイジン・カワグチの手によってホットスクランブルガンダムに改造されている。
また、暴走時には結晶を増殖させて攻防一体の武器にしている他、同じく暴走したガンプラバトルシステムとリンクして森林や砂漠、湾岸といった複数のバトルフィールドを操作しており、フォトンリング・レイ、ソレスタルビーイング、コロニーレーザーやコロニー落としといった大規模破壊兵器を次々と繰り出している。
ビームライフル
両腕にマウントされた射撃兵装。高い攻撃力と長射程を併せ持ち、シールドとしても使用可能。
通常は砲身を上方に向けているが、使用時に基部が回転して射撃体勢に移行する。飛行形態時にはバックパックと胸部にマウントされる。
カテドラルガンダム…似たような形の戦闘スタイルを見せた。
エクストリームガンダム…全身に青いクリアパーツを施されている。