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CV:宮村優子

概要編集


 モンジャ村付近でワタルと出会った流浪の賞金稼ぎ。魔神鳥神丸を駆る。腰にホールドしたムチを武器に、三度笠と合羽を被った無宿者スタイルだが、これは育ての親である砂クジラのリリーへのリスペクトである。海火子同様にボサボサの赤髪であるが、たらこ唇。バツグンの巨乳は母譲り。詳しい経歴や過去は一切不明で、当初ヒミコからは「デカ乳ネーチャン」と呼ばれていた。ドナルカミ女王が創界山中にバラ撒いたワタルの手配書をヒミコから受け取ったのを切っ掛けに、高額賞金を手に入れようと付け狙う事になり、付かず離れず後を追い(その魂胆はワタル達は知らない)、金額が上がったのを知ると、同じく狙う心を取られたボスや、賞金稼ぎに邪魔されない様に一行へ助力する事もあるが、第四界層以降、誰も達成出来ず手配書の効力も無効となった。


 しかし、育ての親とウンド村で再会、5歳の頃に第三界層で出会い、5年間彼女のテクニックを伝授された後に旅立った事が語られたものの、それ以外はまだ不明瞭のままで終わる。



 転機が訪れたのは第五界層の街ファクトリータウンに囚われていた心星人達との邂逅だった。ファクトリータウンでオヤッサーンに囚われた彼らと接触した際に手の甲に青い星の痣が浮かび上がり、自身も心星人だと発覚、同じくアンコクダーに囚われたホシオとセイラの子供では?と教えられるも、突然の事態に否定と拒絶を示す。


 第七界層で両親と再会するも、父が魔王の手先となり、母を実験台にした事実を知るが、良き心を取り戻したドナルカミ大王らとドランの乱戦で、自身の心を差し出す犠牲的精神からアンコクダーの鎧に取り込まれたが、その奥底でワタルから抜き取られた心を他に取り込まれた心達と共に守り抜き、鎧の解放と同時に元へ戻り、父親も正気に返る。


 元々の名は『イブ』であったが、今の名前がしっくりとくる様で、その名前をドルクへと譲り渡して元々の故郷へと三度笠を投げ捨てて、両親や仲間らと去っていった。


 ASUKA版コミカライズでは概ね同じだが、旅の道中ではかりの刻の『刻の石』を拾い、そのまま故郷へと持ち去ってしまい、ワタルが時の女神の神殿で、現生界の帰郷によるウラシマ効果に陥れる魔王の罠に屈する寸前であった。

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超魔神英雄伝ワタル

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