概要
アメリカを始めとした西側諸国海軍の「基準」となる艦対空ミサイルを目指して開発されたことから「スタンダード」の名称を採用しており、21世紀の現代もアメリカだけでなく日本の海上自衛隊やオーストラリア海軍、韓国海軍、カナダ海軍、オランダ海軍、スペイン海軍、ドイツ海軍、デンマーク海軍など、旧西側諸国海軍で幅広く使われている。
スタンダードミサイルシリーズには主として、
などがある。
これ以外にも派生型として、SM-1をベースとした対レーダーミサイル型のAGM-78、艦対艦ミサイル型のRGM-66もあったが、小規模な運用に留まった(上記の通り、対艦能力はSM-6で復活)。AGM-78をベースとした空対空ミサイル型、SM-2をベースとした戦術弾道ミサイル型も計画されたが、いずれも計画や開発を中止されている。
また、SM-6をベースとした長射程空対空ミサイル型AIM-174Bが2020年代に開発されている。