概要
第3の園【帝徒神獣】に所属する構成員。称号は【甲】。序列一位にして最高責任者。
ネル曰く、実力は彼女とほぼ同等。【帝園】でも5本指に入るほどの強さだと言われている。
容姿
黄緑色の髪と眼を持ち、獣人らしく耳と尻尾が生えている。頭には草冠型の制御アイテムが付いている。
能力
【全知叡天支配】
全ての知識を全自動で得て、必要な答えを即座に最善の回答に導く能力。
【総喰支配】
ありとあらゆる概念全てを食べたり、吸収したりして自分の能力にしたり、エネルギーに変換する能力。
【総裁支配】
全決定権を剥奪したり、掌握したりする能力。
ストーリー(第5章中篇前半)のネタバレ注意
第110.5話で初登場。
パトとの契約の際、ネルがミーエルの契約オーラ数を偽って契約してしまったことが問題になり、緊急で開かれた【五光帝連合会議】に出席していた。
が、話し合いの始まりから終わりまでずっと寝ていたので実のところは全く参加していない。
話し合いが終わったあとにメリアに起こされ、話し合った内容を聞いてみると
「それで結局契約量を偽って契約しても問題なかったのですか〜?」
「いえ、それに関してはかなり厳しい処罰が下りましたよ、残念ですが」
「そっか〜、じゃあ当分は現実世界に出るのは無理か〜」
「え?出る気だったんですか?」
「そうそう、だって1オーラでも契約してしまえば、力が出せなくても主様の傍に居ることはできるじゃないですか〜」
「だからミーエルの案件を聞いた時、「なるほどな〜」っても思ったんだけどな〜」
と、心の内を話している。
そのことについてミールから咎められたが、最終的には【帝従神獣】の案内人として正式に契約することを許されたのだった。
次に登場したのが141話。
パト一行がミールの案内で【第3の園】エリアに転移した際に、パトだけが別の場所に転移されてしまったため、瞬間移動ですぐに迎えに行くと
「く〜〜ん、やっと見つけた主様〜〜♪、いっぱいいっぱいお預け我慢してたんだからね〜〜」
と、パトを見つけた瞬間抱き着きに行ったのだった。
(抱き着かれた当の本人は鼻血をだらだらと流しながら性癖がどうのこうのと言っていた)
そして、その場で契約についての説明を受けてパトは彼女と契約を交わした。
142話ではぬいぐるみサイズになり、それ以降はパトやエテルの頭の上で大人しくしているのが見られる。
また、力は使えないけど能力はちゃんと使えるらしく、オーラ数に応じて力が出せるように契約しているため、パトが帝オーラをあげたら強くなるようになっている。
ちなみにミールは能力を使えることを知らないらしい。