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ストール・マニングス

すとーるまにんぐす

『機動戦士ガンダム』シリーズに登場する架空の人物。
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ストール・マニングスSTOLE MANNINGS)は、『ガンダムセンチネル』を初出とするガンダムシリーズの登場人物。『ガンダムセンチネル』での年齢は36歳、階級は大尉。
同作品は映像化されてはいないが、ゲーム等ではCVを大塚明夫氏が当てている。
モデルは幕末~明治の政治家・岩倉具視と思われる。

経歴

一年戦争以来の叩き上げのベテランMSパイロット。一年戦争当時はサラミス級巡洋艦「マリアナ」所属。第120ジム中隊に配属され、ジム(後期生産型)に搭乗して宇宙要塞ソロモン攻略戦に参加していた。その際の戦友が、後に敵対することになるトッシュ・クレイである。その後、クレイがア・バオア・クー宙域で独断で前に出過ぎ、3機のゲルググに集中攻撃を受けているところを助けるが、その際に機体に被弾、右脚を失う大怪我を負う。しかし、彼は義足を付けて引き続き軍務に服し、終戦後はクレイと共にサイド1コロニー駐留部隊のMSパイロットに赴任。5年後の宇宙世紀0085年にクレイがペズンに新設された地球連邦軍教導団に転属して彼と別れる前には、デスクワークに回るようなら除隊することも考えていたようである。
宇宙世紀0088年、クレイら教導団の一部将校が「ニューディサイズ」を名乗って反乱を起こした際、マニングスはこれを討伐する目的で結成された「α任務部隊」のMS戦隊指令としてアーガマ級強襲揚陸艦・ペガサスⅢに着任する。しかし、α任務部隊は大量の「ガンダム」を抱えたその豪華な見た目とは裏腹に未熟な新兵と実戦未経験の艦長からなる脆弱な部隊であり、マニングスは兵員の訓練、戦況の判断、作戦の立案・具申などを一手に引き受ける重責を担うことになった。その上、彼は新鋭機・Sガンダムに秘密裏に搭載されたALICEシステムに関する重要機密を知っている数少ない人物であり「選ばれた」パイロットであるリョウ・ルーツを育て上げねばならなかった。
幾多の苦難を抱えながらも立案したペズンの発電衛星破壊作戦を成功させ、ペズン攻略時には報告から敵の罠を見抜いて部隊を撤収させるなど司令官としての有能さを示すが、主力部隊の謀反による離脱、ルーツをはじめとした問題児たちが起こした部隊内の軋轢の収拾、そしてニューディサイズの論理爆弾による謀略など、マニングスは塗炭の苦労を強いられ続ける。月面・エアーズ市降下作戦「イーグル・フォール」ではFAZZ隊を失うなど戦力の疲弊がピークに達する中、α任務部隊はニューディサイズの兵力を大きく削ぎ、エアーズ市を制圧することに成功する。
その後、ネオ・ジオン軍の挑発をかわして地球圏へ逃げるニューディサイズ残党を追撃するが、全MSを出撃させた直後に母艦が巨大MAゾディ・アックの襲撃を受ける。マニングスは艦長イートン・ヒースロウの制止を振り切って独断で自身の搭乗機であったネロトレーナーで出撃、ゾディ・アックに搭乗しているのがかつての戦友トッシュ・クレイであることを見抜き、止めようとする。しかし、説得も空しくメガ粒子砲を回避出来ずに機体の右脚が蒸発。その際、クレイはネロトレーナーに乗っているのがマニングスであることに気付いたが、ゾディ・アックに搭乗するもう一人のニューディサイズ隊員ファスト・サイドがトリガーを引いてしまい、マニングスはメガ粒子砲の直撃を受け機体もろとも消滅、戦死した。

人物像

性格は実直にして几帳面。私生活も真面目で酒は飲らない。「やれる時にやれる事をする」というのがモットー。軍務とあらば己の感情を押し殺すことも厭わないが、自分が認めた者の為には自らの命も顧みない熱さも秘めている、軍人の鑑とも言える人物。故に、彼に対する仲間の信頼は非常に大きい。トッシュ・クレイはマニングスを「私の半身」と呼び、リョウ・ルーツは彼の戦死の報を受けて壁を殴り付けて怒り嘆くほどであった。

MSパイロットとして

一年戦争時から、ジム1機で当時の最新鋭機であったゲルググ3機を退けるなど高い技量を持っていた(戦友のクレイは別れる寸前まで、彼にも教導団に志願してほしいと願っていたほどである)。ニューディサイズ反乱時には司令官に徹し、MSで実戦に出ることは(最後を除いて)なかったものの、模擬戦において(アグレッサー用にチューンされているとはいえ)量産機であるネロトレーナーで、カタログスペック上では雲泥の性能差があるルーツのSガンダムを二度圧倒し、腕前の健在ぶりを見せ付ける。月面制圧後の三度目の模擬戦では、ルーツとALICEに“思い出させる”為にブレイブ・コッドが駆ったガンダムMk-Ⅴの機動を再現してみせるなど、そのMS操縦技術は凄まじいものであった。

司令官として

前述したとおり、戦場に私情を持ち込むことを許さない。自ら「感情はMSパイロットになった時から捨てた」と述べるほどで、時に非情とも思える判断を下すことも多い。しかしそれは、任務やパイロットの命を預かる立場に大きな責任感を抱いていることと、一年戦争時から一人のミスで多くの人命が失われることを痛感していることに由来するものである。故にチームワークを乱す行為に対しては厳しく、特に勝手な行動の多いルーツとの衝突は絶えなかった。反面、ルーツとの約束を反故にするなどしたたかな「汚い大人」としての一面も持っている(実際『ガンダムセンチネル』に登場する主要人物の中で精神的に最も大人なのは彼であろう)。
また、他人の機微に敏感なところがあり、最初は反目することが多かった上官であるヒースロウと直接話し込んで理解を得たり、ルーツをはじめとしたパイロット達を時には叱咤し、時には褒め、巧みに飴と鞭を使い分けて彼らを鍛え、信頼を勝ち得ていった。その経験から来る心理の「読み」は戦術にも及び、ニューディサイズを効果的に追い詰める作戦を次々と立案・実行した。

リョウ・ルーツとの関係

SガンダムALICEシステムの関係上、ルーツには特に厳しく当たることが多かったが、意外にマニングスとルーツは似た者同士である。ヒースロウに心中で毒づくシーンや、訓練中ルーツが隊列を乱した際の罵倒などを見るに、マニングスも相当な毒舌家である。また、無理解な上官に抗命寸前まで食って掛かったり、自らの読みの甘さに憤りコンソールパネルを殴り付けたり、窮地の仲間を見捨てておけず行動してしまう点など、普段抑え付けてはいてもマニングスは本質的にはルーツに似た熱血漢であることが分かる場面も存在する。彼の戦死後、成長したルーツがゾディ・アックを見てマニングスと同じ印象を受けるシーンはその象徴といえるかもしれない。

関連タグ

ガンダムセンチネル
リョウ・ルーツ トッシュ・クレイ イートン・ヒースロウ ALICE
ネロトレーナー Sガンダム

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