概要
ジュラ紀中期のニジェール Irhazer Shaleに生息していた竜脚類。
比較的基盤的な竜脚類で分類は諸説あるが、2015年のクラドグラムでは真竜脚類内に配置されネブラサウルスと姉妹群を成す。
かつて剣竜類に見られるものと類似したサゴマイザー(尾の棘)が存在すると考えられていたが、2013年の論文では他の恐竜の皮骨やシュノサウルスの突起などと比較し、特徴が大きく異なることを指摘。スピノフォロサウルスの“サゴマイザー”は肩甲骨周辺で得られたものであることから、鎖骨の誤認であると結論づけており、化石の再評価が必要であるとしている。2015年と2018年には複数の学者がこれに同意した。